キレナイカ Cyrenaica

概要

リビアを3つに大別する際のエリアの1つ。リビアのほぼ東半分の地域を指す。
キュレーネ、アポロニア、トルメイダ、トクラ等の遺跡が残る。
南部は油田が点在する砂漠地帯。観光開発はされておらず、交通の便も悪いので、ツアーコースにはまず入らない。
その名がキュレーネから由来されているように、一般的に「キレナイカ」は、北東部のベンガジを中心としたキレナイカ半島一帯の地域がイメージされる。
キレナイカ半島は海岸線の背後にジャバル・アハダル山地が迫っている。
降水量が多く、緑に恵まれ、柑橘類・オリーブなどの栽培が盛んだ。
西部海岸のトリポリス(トリポリ、サプラタ、レプティス・マグナ)を中心としたトリポリタニア地域の町がもっぱらフェニキア人の交易所を起源とするのに対し、こちらは古代ギリシア人によって建設された町が多い。それ以降の時代においても、トリポリタニアと競合したこともあり、現在も対抗意識が強いといわれている。kj