シェンゲン協定

シェンゲン協定とは

シェンゲン協定は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。
欧州経済共同体EEC発足当時、加盟していた10の加盟国のうちベルギー、フランス、ルクセンブルク、オランダ、西ドイツの5か国が国境での検査を撤廃することを規定したもの。現在のEUへの加盟国が増えてきて加盟国が増加してきている。
EUには加盟していないが、ノルウェー、アイスランド、スイスは欧州自由貿易連合の参加国であり、ノルウェー、アイスランド、スイスは欧州自由貿易連合の参加国でシェンゲン協定に加盟国している。
注意することは、イギリスがEU加盟国だが、シェンゲン協定に加盟していないことである。

他にも、シェンゲン協定に加盟していない国は、
ブルガリア、ルーマニア、キプロス、クロアチア

シェンゲン協定加盟国

シェンゲン協定に加盟しているのは以下の25カ国。
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク。
協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がない。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受ける。

シェンゲン協定内の入国審査・税関検査の手順

最初に入国する国で入国審査・税関検査が行われる。
(乗継便の場合)
日本でチェックインする際に、受託手荷物(機内に預けるスーツケースなどの荷物)を最終目的地までスルーで預ける場合、利用する航空便がシェンゲン協定内の都市で、乗継便を利用して最終の目的の都市へ入る場合には、
最初にシェンゲン協定加盟国に入る都市で入国審査を受ける。
受託手荷物は最終目的地で税関検査を受ける。
例1.=日本⇒フランクフルト(乗継)⇒ヴェネチアの場合には、入国審査はフランクフルト、税関検査はヴェネチアで受ける。

出国する場合には、シェンゲン内の最後の都市で出国審査がある。

だたし、セキュリティチェックは乗継空港を含め、すべての空港で行われる。

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