概要
*人口: 約40,000人
*リンツの南約45km。
*エンス川とシュタイアー川の合流地点に位置している。
*オーストリアで最も保存状態の良い街の1つとされる。
*旧市街は数100年間保存され、第二次大戦後に大規模な修復がされた。
中でもバイアーハウス Bummerlhausは最もよく知られた建築物であり、中央ヨーロッパにおいて規模の面でゴシック建築の最高傑作の一つとされている。
*フランツ・シューベルトは、休暇でこの町に滞在しているときに「ピアノ五重奏曲」を作曲している。第4楽章が歌曲「ます」として有名である。
*アドルフ・ヒトラーは、短い期間ではあるが、10代の頃にこの町に住み、1904年に学校に通っていた。
*ドイツ軍に占領されていたときにはドイツのナチによるマウトハウゼン強制収容所の一部が置かれていたところ。
*製造業の中心都市として長い歴史を持つ。
*第二次世界大戦中は武器や車両の生産拠点であったため、大空襲に見舞われ破壊された。
*進駐する連合軍の合流地点となっていたが、終戦でベルリンのように町がソ連軍とアメリカ軍によって分断されていた。
占領は1955年オーストリアが永世中立を宣言するまで続いていた。

アクセス
鉄道
リンツLinzからクライネライフリンクKleireifling行きで約1時間。