スイスの国立公園
スイスには国立公園が1つしかない。
ウンターエンガディン(エンガディン地方)
現在の規模:168.7ku
標高1,400m〜3,174m
ウンターエンガディン地方 Unterengadin(ロマンシュ語Engiadina Bassa)はグラウビュンデン州、イン川を境目に分かれる地域の北側一帯を指すエリア。
ベルニナ峠やサンモリッツのあるオーバーエンガディン地方と比べると旅行者の数も少ない。
昔ながらの独自の文化を守り続けている地域で、家々の壁に描かれたフレスコ画など他とちがう雰囲気を残している。

スイスの山岳地帯では、美しい景観や豊かな自然があるエリアでは早くから観光開発が進んでいて、町や村の集落や登山鉄道の開発が行われていた
そのために、自然や野生動物の保護を目的とした法整備が行われていなかった。
1914年になって自然保護を目的として国立公園法ができ、その第一条に国立公園の目的として「国立公園内の自然が全ての人為的影響から保護される必要性」が訴えられており「科学的研究の役に立つ場である」ことが記されている。
その条件にあっていたエンガディン地方が唯一指定された。
そこは自然を保つため、農業・林業などは一切禁止、観光開発ができないため、車が通れる道はわずか1本で、ロープウェイもリフトもない。
ハイキングコースは全21コースあり、指定区域外への立ち入りは禁止されている。