ライプチッヒ

概要
(ザクセン州)
人口:約550000人
-この街では、中世から発展してきた商業、金融に加えて、17世紀には印刷や出版も栄えた。
第二次大戦前、ドイツ国内の出版物の約半分はライプツィヒで印刷されていたほどだ。日本の岩波文庫もこの街の出版社をお手本にした。
-1904年に創立されたライプツィヒ大学では、ゲーテやニーチェのみならず森鴎外も学んでいた。
学生時代のゲーテがよく通ったのは、旧市庁舎近く、メードラーパッサージュの地下にあるワイン酒場アウアーバッハスケラーAuerbachs Kellerだ。
-音楽では、トーマス教会の指揮者として過ごしたバッハや、シューマン、リスト、ワーグナーなどの作曲家たちが大きな業績を残している。
-ニコライ教会の集会は、東ドイツの民主化、さらに東西ドイツの統合へとつながったことで歴史的に注目される場所となった。


アクセス
空路
ヨーロッパの主要都市とチョコう便で結ばれている。

空港
ライブツイヒ・ハレ空港 Leipzig−Halleairport
街の北20km。
空港駅から市内およびベルリン、ハレと直通で結ばれている。

鉄道
ベルリン中央駅Berlin Hbf.から特急ICEで約1時間15分、ほぼ1時間間隔。
フランクフルト空港駅Frankhurt a/M Flughafenから直通、中央駅経由で特急ICEで約3時間40分
中央駅Frankhurt a/M Hbf.からは3時間20分となる。
曜日により、途中の停車駅が若干異なるため、所要時間がすこしちがう。
新見本市ホールNeue Messeは中央駅の北5km
トラム#16番がある。


見どころ
アウクストウス広場 Augustusplatz
142mの長さを持つ大学 Universitatの建物がある広場。
大教室棟には1836年完成のシンケル門Schinkeltorもある。
大学の南側にライフニッツ記念碑 Leibnizdenkmalがある。
ゲーテが学んだこの大学には、森鴎外も留学していた。
コンサートホールの新ゲヴアントハウス Neues Gewandhausやオペラハウスも隣接している。

旧市庁舎 Altes Rathaus
第二次世界大戦で破壊された後、再建された。
内部はライプツィヒ歴史博物館Museum fur Geschichte der Stadt Leipzigとして公開されている。
焼け残った教会の聖像などが展示される。
建物の裏は広場になっていて、この街で大学生活を過ごしたゲーテの若き銅像が空を見上げて立っている。
近くにゲーテが「ファウスト」のいくつかの場面の舞台としていたことで有名になった「アウアーバッハの酒場Auerbachs Kelter」がある。

バッハ博物館 Bach-Museum
バッハと親しく交際していた商人ボーゼ家の住居が、バッハ博物館となっている。
展示では、バッハ直筆の譜面や当時使われていた楽器などが見れる。
また、バッハ資料館も併設されている。トーマス教会Thomaskircheの正面に位置する。
Thomaskirchhof 16

トーマス教会 Thomaskirche
1539年、聖霊降臨祭に当り、宗教改革を起こした時に、マルティン・ルターはこの教会で説教を行った。
バッハはこの教会の聖トーマス教会合唱団Thomanerchorの指揮者およびオルガン奏者として、1723-1750年まで27年間働いていた。
1212年に創設された聖トーマス学校に始まったこの合唱団は、最初12人の歌手を数えるにすぎなかった。
現在もなおこの合唱団は、日曜日の晩課にバッハのカンタータとモテットを歌う。
教会内部の祭壇前にはバッハの墓がある。
入口脇に力一ル・ゼフナーCarl Seffnerが1908年制作したバッハの像、オルガンにもたれて立つ作曲家の姿が見られる。
像の上着左ポケットは、裏返しになっている。2度の結婚で20人の子どもを抱えた偉大なる作曲家は、いつもに文無しだといっていたという。
窓に飾られたステンドグラスには、マルティン・ルターや第一次大戦の犠牲者とともに、バッハが描かれている。
この教会で『マタイの受難曲』などの名曲が生み出されたことも有名。
http://www.thomaskirche.org

ニコライ教会 Nikolaikirche
1989年東西ドイツの統合に大きな役割を果たした教会。
毎週この教会で行われていた祈とう集会が、旧東ドイツの民主化運動へと発展したのがその理由だ。
ライプツィヒで最も大規模な教会の内装は、ヤシの木と葉をイメージさせる柱と天井のデザインが施されていて、教会としてはめずらしく、明るい雰囲気をもっている。

ゲヴァントハウス Gewandhaus
民間のオーケストラでは世界で最も古いライプツィヒ・ゲヴァントハウスオーケストラはここを本拠地とする。
19世紀にコンサートホールとして使用されるており、名作曲家、メンデルスゾーンや、チャイコフスキー、ワーグナー、シュトラウス、フルトヴェングラーといった面々が指揮をとり活躍した舞台となっていた。
戦後1981年に再建された後は、1900席のモダンなホールとなった。
館内には、クラシック専門のCDショップも置かれている。
ベートーヴェンの彫像は1902年マックス・クリンガーMax Klingerの作。

新市庁舎 Neues Rathaus
この建物の起源は16世紀までさかのぼるものの、現存のものは1905年。
1899年から建設が開始され1905年に完成した、この市庁舎は旧プライセンブルク城跡に建てられている。
バロック様式の高さ108mの塔を持つ。

造形美術館 Musoum der bildenden Kurste):
ナッシュマルクト広場 Naschmarktにある。
ハンデルスホーフHandelshofという旧通商会館だった建物で、現在は、中世から現代にいたるヨーロツパ美術の歴史に関して、ドイツで最も重要なコレクションのひとつを所蔵している美術館となっている。
左手に旧商館で、現在今では文化センターとなっている建物がある。
正面に、ライブツイヒ大学Universitat Leipzigで法律を学んだゲーテの像Statue of Goetheがある。

諸国民戦争記念碑 Volkerschlachtdenkmal
中心部の南東にある、
でできたライブツイ ヒの諸国民戦争記念碑
)は、建設に15年を要し1913年に完成した巨大な石の建造物。
高さ91mのモニュメントは、記念碑完成の100年前にあたる1813年に、プロイセン、オーストリア、ロシアの連合軍がこの地でナポレオン軍に勝利したライフツイヒの戦いの100年記念して建てられた。
500段の階段がテラスに通じており、市街全体と周辺を一望することができる。
http://www.voelkerschlachtdenkmal-leipzig.org

メンデルスゾーンの家 Hendelssohn-Haus
フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディーが生まれ,そして亡くなった家が博物館として公開されている。
Goldschmidtstralsse 12
http://www.mendelssohn-stiftung.de

シューマンの家 Schumann-Haus
作曲家ロベルト・シューマンが、ライブツイヒのピアニスト、クラーラ・ヴィークと結婚して最初の4年間を過ごしたシューマンの家として残されている。
lnselstrasse 18
http://www.schumann-verein.de

現代史博物館 Zeitgeschichtliches Forum
1999年に誕生したもの。
ドイツの東西分裂と東ドイツの独裁体制から抵抗運動と東ドイツの終焉に至るまでの当時の生々しい様子を見ることができる。
生き生きと描き出している。
Grimmaische Strasse 6、

シュタージ博物館 Stasi Museum
東ドイツ秘密警察の元本部だった建物。
正面には、1989年10月と11月のデモの写真と、ライブツィヒでシュタージの長だったマンフレート・フミッチュ中尉の写真が展示されている。
内部にはプロパガンダ、とんでもない変装、偵察写真、そして東ドイツ崩壊前に職員たちが機密書類をシュレッダーにかけて出来た紙クズの塊を張り子で再現して展示紹介している。
Dittrichring 24

グラッシー博物館 Grassi Museum Complex
ヨハニス広場Johannisplatzにある複合建築群。
3つの博物館からなる。
-民俗博物館 Museum fur Volkerkunde
http://www.mvl-grassimuseum.de
-美術工芸博物館 Museum fur Kunsthandwerk
http://www.grassimuseum.de
-楽器博物館Musikinstrumenten Museum
http://www.musikmuseum.org

エジプト博物館 Egyptian Museum
紀元前3000年紀前半の石器や、ヌビアNubiaの装飾芸術、ミイラの石棺など約500O点からなる古代エジプトの遺物を収蔵展示している。
Burgstrasse 21
http://www.uni-leipzig.de/-egypt