リブルヌ Libourne


概要

人口約3.5万人
ドルドーニュ河Dordogneの右岸、イール川Isleとの合流点に位置する。
ボルドーを中心とするこの地域がイングランドの統治領だったころ、イングランド国王代理だったロジャー・オブ・レイバーン Roger of Leyburn中尉によって1270年にかけて建設された。街の名前は彼に由来する。
町の建設にあたって、ワインの輸出にボルドーで関税を払わずにワインを輸出できる特権を与えられていた。
そのため、ボルドーがイングランドへワインの輸出をしていたころ、リブルヌはボルドーを通過しないでヨーロッパ大陸の北方地域にワインを輸出していた。ヨーロッパ中に張り巡らされている河川の運河網が利用されていた。

町の東側一帯は銘醸を生み出すワイナリーのポムロールPomerol、小さな村だが、ボルドーワインの中では最も高価とされるシャトー・ペトリュスやシャトー・ル・パンなど評価の高いワインを産する地区である。
町の西側一帯はフロンサック Fronsacである。

こじんまりした街で、サンテミリオンやポムロール、フロンサックなど隣接するワイナリーを尋ねる場合にはこの町での滞在がおすすめだ。

アクセス

鉄道

リブルヌはボルドーの一つ手前の駅だが、パリからのTGVの多くが停車しない。
停車するのは1日3~4便だけ。
ボルドーまで行ってローカル電車TERで折り返すといい。
ボルドーに滞在している場合には、鉄道TERまたはバスで日帰りがおすすめだ。
リブルヌ駅からサンテミリオンまでは7km。
サンテミリオン駅から古い村までは1,5kmほどだ。















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