サント・マルグリット島
サント・ノラ島

*カンヌの港からフェリーで20分程度で着く、沖合いの静かな島、
レランス諸島は、5世紀に修道院が建てられたことから、古くから巡礼地として知られていた。
サント・マルグリット島とサント・ノラ島からなる。
*17世紀になつて、サント・マルグリット島に刑務所ができ、政治犯らを幽閉していた牢獄があることで、フランス大衆の注目を浴びるようになる。
 ある時、鉄仮面をつけた男が囚人としてやってきました。彼はある高貴な方の兄弟だという「鉄仮面伝説」が広まる。
そこで文学者ちも興味をもち始め、アレクサンドル・デュマが彼を題材にして、小説「仮面の男」が生まれる。
鉄仮面の男がいた刑務所は、現在、海の博物館として公開されている。
サント・マルグリット島には、とても穏やかで素朴な小島の雰囲気が漂っているが、海の博物館だけには、鉄仮面伝説の地だった緊張感のようなものを感じさせる。
*サント・ノラ島は小さな教会や今も修道僧が住む修道院がある、小さな島。
*サント・ノラ島のワインは生産量が少なく、おみやげにすれば珍しがられること請け合い。古来から伝わる秘法により僧侶たちが作る、ハーブのリキュールやはちみつもおすすめ。Qkbt