17世紀の文豪に愛されたシャンティイ城Cha;teau de Chantillyとフランス式庭園

*パリから北へ約40km。
*ガロ・ローマ時代の要塞を起源として15世紀にアンリ・モンモランシー元帥によりルネサンス様式に改築された城で、17世紀のコンデ公の下に華やかな時代を迎えた。ルイ14世を招いた大宴会で腕を振るった料理人ヴァテルの奮闘ぶりは映画にもなっている。
フランス革命での損壊後に修復された部分はグラン・シャトーと呼ばれ、19世紀に創設されたコンデ美術館Musée Condé としてコンデ公のコレクションを中心とした絵画を収蔵する。
*ここには、ラファエロの『ロレッタの聖母』や『三美神』、ピエロ・ディ・コシモの『シモネッタ・ベスプッチ』、ランブール兄弟の『ベリー公のいとも華麗な時祷書』など貴重な美術作品が収蔵される。
*また、16世紀のステンドグラス『プシュケとクピド』も見逃せない。
*居住スペースだったプティ・シャトーの見学はガイドツアーのみ可能。
庭園はヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけたル・ノートル設計のフランス式庭園とコンパクトに自然を再現したイギリス式庭園がある。
*「哲学者の小道」は17世紀の文豪モリエールやボワローらが散策した場所となっている。

*シャンティイは、サラブレッドの故郷としても知られ、長い歴史を持つシャンティイ競馬場では現在もフランスの大きな競馬レースが行われている。城から少し離れた草原の中にある。
*18世紀の厩舎は、生きた馬の博物館 Musée Vivant du Cheval として公開され、馬術ショーも行われている。(QTA・kbt)

アクセス
鉄道
パリ・北駅から30分、Chanrilly-Gouvieux 下車。
定期観光バス
パリからの1日または半日のシャンティイ城巡りの観光コースがある。