*ロワール河が2分するメーヌ地方とアンジュー地方。この境界にある町がル・リュード。
*13〜14世紀に造られた城塞はイギリス人の攻撃で15世紀に陥落。
その基礎の上部に現在のル・リュード城が建てられた。
*正方形の敷地に建造された城は四隅に配された大きな塔を持つ。
*17世紀のU字型の中庭に面したフランソワ1世門はルネッサンス様式を感じさせる多くの彫刻による装飾が見られる。
また、古典主義的な特徴を持つ石灰石で造られたルイ16世門や、最も古い北翼の門もある。
*内部では、祝典広間や楕円形のサロンが美しいルイ12世翼、ゴブラン織りのタピスリーが見事なフランソワ1世翼などが見学できる。
*町の観光名物となっている「音と光のショー」は1957年に始まったもの。
*ル・リュードと川岸を自然の舞台として、照明装置や噴水などの演出により数百人の踊り手が登場。
*ルネッサンス時代の宮廷のダンスや、第2帝政時代のワルツなどが繰り広げられる。kbt