概要

エーゲ海の南東にあるドデカニサ諸島の中で最大の面積を持つ島。
有史以前から人が住み着いていたロドスは、紀元前5世紀から3世紀まで、政治・経済・宗教の中心地として黄金期を迎えた。
ローマ帝国やビザンチン帝国の支配を受けた後、海賊による侵略が絶えなかった。
1309年に「聖ヨハネの騎士団」が「ロドス騎士団」を結成、キプロスからロドス島に移ってきた彼らは城壁に守られた多くの建物が建造した。
トルコ人の支配を受けたドデカニサ初頭は1912年にイタリアに支配、さらにパリ条約によって占領時代は終了し、1948年にギリシャに統合された。
島の内陸部では、夏には無数の蝶が集まる「蝶の谷」や伝統を感じさせる村や教会などが点在している。
国際的なリゾート地として知られる島内には、恵まれた自然に囲まれた高級リゾートホテルの他、劇場やカジノ、ゴルフ場などの施設もあり、観光以外にも滞在を楽しめる。kbt


島内の古代3大都市
カミロス Kamiros
ドーリス式柱廊などが残る

イアリソス Ialysos
海岸線に多くのリゾートホテルが建ち並ぶ

リンドス Lindos
現在も町として機能しているのは、15世紀の建築物が保存されているリンドスのみ。


ロードス市
世界遺産にも指定される聖ヨハネ騎士団が築いた旧市街と、観光名所が集まる近代的な新市街がある。
アクロポリスがあった古代都市エリアも残されている。
マンドラキ港近くにある市立公園では、5〜10月の期間、毎夜ライトアップされた音と光のショーを開催。中世の十字軍の歴史が展開される「騎士団長の宮殿」で、時間帯により言語が変わる。


アクセス
空路:

アテネから毎日10便以上。
EU内の空港からは毎週末直行便がある。ただしいずれも日本からの便の同日接続はできない。

空港
15 km ディアゴラス空港 Rhodes Diagros Airport(RHO)
市内から16km


街の様子
旧市街は城壁に囲まれている
新市街はホテルが集まっている


旧市街
グランド・マスターの宮殿

スレイマンモスク

ロドス考古学博物館

民族ダンス劇場


郊外
スミス山  (古代劇場、アポロン神殿)

イアリンス 
現在はトリアニダと呼ばれている。シティから15km、 バス20分
蝶の谷 ペクルデス

カミロス遺跡 Kamiros

リンドス Lindos

シティから55km、
丘の上にアクロポリス