スペッロ Spello

人口約8000人。

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スペッロフォト

概要

ウンブリア州ぺルージア県。ヴアツレ・ウンブラValle Umbraの上流にそびえるスバジオSubasio山の麓に沿って広がる町。標高280m
ペルージャにもアッシジにも近い。
この谷は、皇帝アウグストウスの時代に多くの部分を切り拓かれた。現在の旧市街から少し離れたところに古代ローマの遺跡が残る。
旧市街地には、狭い石だたみの路地に昔ながらのたたずまいが残る。
アッシジに近く、8kmのハイキングコースも設けられている。

スペッロでは6月(聖体節の日曜)(5月の年もある)にコルブス・ドミニCorpusDominiの祝祭が行われ、メインストリートが美しい生花で飾られる。
土曜の夜(20:30)には「花のファンタジー」というイベントがある。
日曜11:00にパレードが始まる。多くの見物客がおとすれるため混雑する。

アクセス

鉄道

ローマからはアンコーナ行きIC特急でフォリーニョFolignoまで1時間30分、アッシジ、ペルージャ方面行きに乗換えて15分、約1時間間隔。
ローマ・アンコーナ間オルテOrte駅から単線のため、しばしば遅れてスムースに乗換えられない。その場合には、フォリーニョ駅前からタクシーを利用した方が時間的には助かる。アッシジと組み合わせて日帰りできる。
スペッロへはペルージャから30分、アッシジから10分、いずれもおおよそ1時間間隔。

バス

ペルージャやアッシジからはバスの便もある。1日5ー6本程度。週末は運休が多い。

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旧市街

旧市街は南北に細長く、いくつかの門がある。
一番南にあるのは、コンソラーレ門 Porta Consolare、コンソラーレ通りVia Consolareを北へ続く上り坂を進むと、中心となるレプブリカ広場 Piazza della Repubblicaに出る。途中にあるマテオッティ広場には、サンタンドレア教会 Chiesa di Sant Andreaが建つ(夕刻のみオープン)。その近くに12世紀に建てられたサンタ・マリア・マッジョーレ教会 Chiesa di Santa Maria Maggioreがある。
駐車場によっては、西側のアウグストウス時代のヴェーネレ門 Porta Venereが近くになる。この門からまっすぐ東方向へ狭い路地を進むとレプブリカ広場に出る。門から右に南方向に進むとマテオッティ広場に出る。

レプブリカ広場 Piazza della Repubblica
16世紀の暖水と木立ちのある広場.
ここに建つ市庁舎 PalazzoComunaleには,13世紀の創建時の建築のうち,尖頭形のアーチといくつかの二連窓が残されている。
内部は,16世紀の再建時にフレスコ画が施された数部屋に,石碑美術館lapidario(石碑,墓碑,古代ローマ時代の碑銘やその断片を収集), 市立図書館,古文書館が入っている。.

ガリバルデイ通りvia Garibaldiを行くと,市役所の入っている17世紀のウルバー二館 Palazzo Urbaniの先にサン・ロレンツオ教会San Lorenzoが建っている。
教会には,ロマネスク様式の建築遺構(12世紀)と,中央扉口の上に古代ローマの墓碑銘が残されている。

見どころ

スペッロ地図

サンタ・マリア・マッジョーレ教会 S.Maria Maggiore
ロマネスク様式の尖塔付き鐘楼が教会に並んでどっしりと構える。教会の起源は11~13世紀に遡るが,ファサードは17世紀に古い建材を用いて再建されたもので,扉口を縁取るロマネスク様式のフリーズも古い建材の一部である。
内部に入ると、左側にあるバリオ一二礼拝堂 Capella Baglioniには,ピントゥリッキオ Pinturicchioにより1501年に美しいフレスコ画が3点(受胎告知,キリストの降誕,博士たちと議論するキリストがみられる。さらにヴオールトの帆形の部分に「4人の巫女」の装飾がある。
またデルータDerutaの制作したマヨルカ焼きのタイルを敷き詰めた礼拝堂の床(1566年)も一見の価値がある。

サンタンドレア教会 Chiesa di Sant Andrea
13世紀起源の教会。
ベルナルデイーノ・ピントウリッキオ作の大きな絵画がある。 Piazza Matteotti

ヴァツレグロリア修道院 Monastero di Vallegloria
町を取り巻く14世紀の城壁の近くにある.
クララ女子修道士のために1320年頃に建設された複合建造物で,その後大幅に改修が行われた.
創建時のゴシック様式の建築部分をところどころに残す教会と中庭を囲む1560年の回廊が見どころだ。

古代ローマ遺跡
ワアツレグロリア広場から,石造りの家々が建ち並ぶソプッチーニ通り Via dei Cappucciniを山の手の居住区に向かって上ると,古代ローマのアクロポリスへの古い入城門,通称アウグストウスの凱旋門 Arco di Angustoに出る。
アクロポリスには現在,14世紀のアルポルノスの城塞 Rocca dei Albornozの城壁と塔がだけが残る廃墟がみられる。
展望台 Belvedereのテラスからは雄大なパノラマが開け,トピーノ川流域や,アッシジからモンテフアルコにかけての丘陵地帯の稜線が見渡せる.

スベッロ周辺

サン・ジロラモ教会 Chiesa di San Girolamo
スベッロ旧市街の北端の門、中世の塔に隣接するモンタナーラ門 Porta Montanaraから出る。
北西1.5km,墓地の近くに建つ。
1474年にできた教会で,手前に,15~16世紀のフレスコ画が施された柱廓が構える。
16世紀の木製礫刑像,ピントウリツキオの弟子たちによるフレスコ画(聖母の結婚)がある。教会の隣に,16世紀のフレスコ画の施された回廊がある。

トンダ教会 Chiesa Tonda
ウルビカ門porta Urbicaから北へ進み,アッシジヘ向かう古い国道を2.5km。
途中のスポーツ競技場を過ぎると,1世紀の古代ローマ円形劇場の遺跡 Aanfiteatro Romanoがある。
少し離れて道路の反対側にロマネスク様式の小さなサン・クラウデイオ教会 San Claudio(12世紀末)が建つ。
非対称の外観を持つこの教会は,美しいパラ窓を備え,ファサードに面してアーチ式の小さな鐘楼が高くそびえる。
さらに進むと,テラス式の美しい公園に囲まれたフイデリア荘 Villa Fideriaが見えて<る。この建物は16世紀の起源だが,18世紀に改造された。
2.5km地点でトンダ教会にたどり着く。ギリシャ十字フランによるルネッサンス様式の建物(1517年)で,8角形のドームと1539年の扉口を備える。

ベヴァ一二ヤBevagna
スペッロとフォリーニョの中間にある中世の村
中心のシルヴェストウリ広場 Piazza Silvestriにロマネスク様式の教会が2つある。
ベヴァ一二ヤはまた、古代ローマの浴場跡に残るみごとなモザイクなど、ローマ時代の遺物があることでも知られる。

モンテファルコ Montefalco
ベヴァ一二ヤの南東7kmに位置する。
「ウンブリアのパルコニ Ringhiera dell'Umbria」と呼ばれる広々とした景色がある。
中世の落ち着いた優雅さを漂わせる雰囲気の街である。

地元のワイン

サグランティーノ・ディ・モンテフアルコ Sagrantino di Montefalcoはイタリアで人気が高いものだ。
















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