ヴェネツィアの北30km、ピアーヴェ川支流のボッテニーガ川とシレ川の合流地点に位置する。コルティナ・ダンペッツォへの街道の中間にある。ここからコルチ名までは約120qある。
●旧市街地はヴェネチア共和国時代に築かれた城壁内で、市民の多くは城壁がいに居住している。
●1388年以降はベネチア共和国の一部となっていたため、運河に面した家並みもベネチアに似た所がある。
●アパレルメーカーのベネトンや、電機メーカーのデロンギの本社が置かれている。


見どころ
トンマーゾ門(北門)
旧市街への入口の門で、1518年に建造された。
町の人からは「ナナ門」として親しまれている。
ポデスタ宮殿
現在の市庁舎。カンパニーレ(鐘塔)が高くそびえる。
ここからドゥオモまでの通りが最もにぎやかなカルド通りとなっている。
ドゥオモ(サン・ピエトロ大聖堂):
ローマ時代の神殿の上に建てられた小さな教会が後に次々と増築を繰り返しているため、細い路地に囲まれるように建っている。現存するローマ時代からのものは門のみとなっている。
1521年頃制作されたティッチアーノの「受胎告知」がみどころ。
サン・フランチェスコ教会:
後期ロマネスク様式と初期ゴシック様式。13世紀建築。本堂1つと礼拝堂が5つ。
騎士の柱廊 Loggia di Cavalieri:
13世紀後半のトレヴィーゾの市民隊長アンドーレア・ダ・ペルージャが、都市貴族のために建設したサロン。
聖ニコラ教会:
ドメニコ派によって創立されたもの。
13世紀ヴェネツィア・ロマネスク様式と、フランスのゴシック様式が組み合わされている。 一番高いところで33mある。