(バローロ・フォトギャラリーPhotoこちら)
トリノの南東約50kmに位置する人口約700人の山間の小さな村。
周辺は一面ブドウ畑で、バルバレスコ、ガヴィと並んで、イタリアで最高級のイタリアワインの一つである「バローロ」の産地として知られる。
「バルバレスコ」のワイナリーも隣接した地域にあり、この一帯はイタリアが誇る高級ワインの一大生産地である。
*ここへの訪問には、ミラノからのアクセスや宿泊施設などでトリノの滞在がおすすめだ。

 バローロワインは、バローロ村とその周辺の11の村で生産される赤ワインの総称である。その多くがDOCG規格のワインでイタリア国内はもとより、世界中で高く評価されている。それぞれの村の生産者によって規格の違うワインを生産している。
上位クラスのクリュCruレベルには、生産者のワイナリーの名前が入っている。
中間レベルには、それぞれの地域(村)の名前を入れている。
一般的テーブルワインにはラベルにBaloroとだけ記されている。
ブドウ品種はネッビオーロだが、地域により、土壌が若干異なるため、酸味、色、渋み、コクやアルコール度数などが微妙に違いがある。肉料理に特によく合うといわれるが、肉の種類や調理によって選択できる。