手織りタビストリーで有名な白い町
エヴォラの北20km。丘の鞍部に広がる白壁の家が眩しいアライオロスは,手織りのタピストリーで知られる町。
ペルシャからもたらされた手法にポルトガル独自の柄が生み出された。17世紀に始まった絨毯作りは,今もその伝統を受け継いでおり,熟練職工でも1u織るのに2週間を要するという。
狭い通りに工房や店が並び,丘の上には,14世紀初めにディニス主によって建てられた王冠形の城壁が,白い教会を囲んでいて,ここから現在ポザーダの白いロイオス修道院が見下ろせる。