グアルダの東35km。スペイン国境からおよそ15km。人口約200人の小さな村。
岩の丘の塁壁に囲まれ,17世紀の教会やベイラで最も高いペロウリーニョ,ルネッサンス様式の建物などが,繁栄の名残をとどめる。丘の頂には,屋根が朽ちたロマネスクのサンタ・マリア・ド・カステロ教会がある。
神に捧げられた「豚」と言われる鉄器時代の石の彫刻,ペロンエスBerroesが置かれた門を入ると,スペイン統治時代(1580〜1640)に市庁舎・裁判所として使われた建物の石壁に「メンド」「メンダ」と呼ばれる石彫りの顔が取り付けられている。
 ディニス王が名づけた貴族の顔と言われ,村の名の由来となっている。
ディニス王が砦を築いた,16世紀のきれいな家が残るカステロ・ボンもすぐ近い。
(参考資料;ポルトガル政府観光局)