白壁のユダヤ人街が見どころ
スペイン国境に近いシュラ・サン・マメーデの麓にあるカステロ・デ・ヴイデは,リスボンから約230km,人口約2600人。連なった2つの丘の稜線に広がる,アルト・アレンテージョで最も美しい町のひとつであり,鉱泉の町でもある。
1327年に築かれたカステロ(サン・ロケ城)から見下ろす,白壁のユダヤ人街が最大の見所。狭い坂道に14世紀のユダヤ教会(シナゴーガ),ゴシックやマヌエル様式のドアや窓の家々が見られる。屋根の架かったバロック風の泉が広場にあり,城壁内の小径には花が咲き乱れている。
この町は アレンテージョ地方北部では最も美しい町のひとつ。町の名前の元となったカステロ(城)から町を一望できる。