リスボンの郊外,北西約15km。
*見どころは、ケルース宮殿 Palacio de Queluz。
*ペドロ3世と妃(のちの女王マリア1世)の夏の離宮として、1758〜94年にかけて建てられた。
*小ベルサイユと呼ばれる王宮だが、内部も庭園もベルサイユよりかなり小さく、グラントリアノンほどのサイズの宮殿で、現在は外国の賓客のレセプションなどに使用されている。
*宮殿内部は「玉座の間」、小説をモチーフにした「ドンキホーテの間」などがある。庭園は1762年にフランス人建築家によってデザインされたもので、刈り込みが美しい幾何学的なフランス式庭園と、人工池や泉をあしらったイタリア式庭園からなっている。2つを繋ぐ「ライオンの階段」は18世紀のタイル。TA