ブラガンサ公爵の居住地
エストレモスの南東20km,エヴオラの北東55km。ポルトガル最後の王朝ブラガンサ公爵家が住んだ小さな町。
ここのポザーダはブラガンサ公ドン・ハイメによって建てられた修道院を改装したもの。
近郊は大理石の産地で,露天掘りの風景が見られる。天正遣欧使節も滞在し,もてなしを受けたといわれる公爵の館 Paco Ducalは,1501年に4代目ブラガンサ公爵ドン・ハイメによって工事が始められた。ブラガンサ家が王位に就いたのは,ポルトガルの黄金時代も終わりの1640年,8代目のジョアン4世(公爵の館前の騎馬像)であった。
 大理石のファサードの長さは110m。内部は17世紀のアズレージョや調度品で飾られ,内外の美術品のコレクションがある。
開館:9:30〜13:00,14:00〜18:00(冬季17:00)。月・祝日休館。