概要
ベオグラードの北80kmのドナウ河畔に拡がるこの町は、かつてオーストリア・ハンガリー帝国に支配されたため、町のたたずまいが中欧風でベオグラードとは趣が異なっている。
中心部にカトリック、セルビア正教、ユダヤ教、それぞれの教会があり、短時間で異なった宗教文化に触れることができるところだ。
ドナウ川のほとりにそびえるべトロバラディン要塞は、昔の姿のまま残るヨーロッパでも数少ない貴重な要塞の一つです。13世紀に建設されて以来、トルコとオーストリアの間で主が何度か変わったが、17世紀末からはオーストリアが治めるようになった。
現在の要塞は1780年に完成し、難攻不落で辺りにそびえ立つことから“ドナウのジブラルタル”として知られる。
13の城門があり、4階建ての要塞には1万2千もの銃眼が開けられている。
地下にある16kmものトンネルは現在ギャラリーとして使われており、博物館、資料館、ホテル“バラディン”もある。
展望台に立つ町のシンボルの時計台は短針が分を刻み、長針が時間を刻む珍しい時計だ。これはドナウ川を航行する船乗り達に、遠くからでも時間をわかりやすく知らせるために工夫されたもの。
南東ヨーロッパ随一のポピュラーコンサートとして知られる“Exit”は、要塞全体を使い毎年7月に開催される。幾つものコンサートが同時進行するイベント世界的の例がないところで、ポピピュラー音楽ファンには必見だ。qgto


アクセス
鉄道
ベオグラードから1時間20分。頻繁に運行されている。
駅は旧市街地から北西に約1km離れている。バスターミナルのこの近くにある。

リンク
http://www.novisadtourism.com
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