概要
ストーンヘンジの北方約30kmにある村。
ここにもストーンヘンジと同様に新石器時代後期に造られた巨石遺跡群が発見されている。18世紀末頃から考古学的な研究が進められ、ナショナルトラストによって保護されている。また、ヨーロッパ最大級の遺跡としてストーンヘンジとともに1986年に世界遺産に登録されている。

村の周辺には、環状列石のエーヴベリー・ヘンジを中心にケネット・アベニューやベッカンプトン、ウェストケネット・ロングバロウなど巨石が並ぶ遺跡が点在している。

これらの巨石は宗教行事にも使われていたと推定され、ペイガニズムなどキリスト教以前の土着的な宗教において神聖視されてきた。エーヴベリーはその中心地として現在もその祭事が行われ、見学に訪れる観光客も多い。kbt