概要
ロンドンの西約80km、世界に名だたる学園都市、
町にはロンドンから続くテムズ川が流れる。かっては予想の大動脈であったが、鉄道の発達した今では憩いの場となっている。
歴史的建物が数多く残る町には落ち着いた雰囲気が漂う。
オックスフォード大学は12世紀に起源をもつイギリスで最初に創立された大学。

45のカレッジで形成されている。最古のカレッジであるユニバーシティ・カレッジ(1249年創立)、オックスフォード大聖堂をカレッジ礼拝堂としているクライスト・チャーチ、最初の女子カレッジであるレディー・マーガレット・ホール(1878年創立)などがある。

日本の皇太子殿下が留学したのがマートン・カレッジ、雅子様はベリオール・カレッジに留学していた。

ケンブリッジ同様、伝統のあるカレッジは歴史的建造物を所有していて、観光名所となっている。
ケンブリッジには、広々とした学園のイメージがあるが、オックスフォードは街と混在している。
一般公開しているところが多いが、最近はどこも入場料を取るようになっている。

オックスフォードはコッツウオルズの東の玄関口ともなっている。QTA


アクセス
鉄道
ロンドン・パディントン駅から約1時間。(1時間に23本運行)。

長距離バス
ビクトリア・コーチ・ステーションから約1時間40分。

で行く場合には、周辺の4つのパーク&ライド無料駐車場に入れ、中心部へはミニバス・サービスを利用する。


見どころ
オックスフォードは小さな街なので、歩いて回るのがよい。
クライスト・チャーチをはじめ、マートン・カレッジなど名門カレッジ内には創建当時からの建物など見どころが多い。ほとんどのカレッジは、たいてい午後に中庭、礼拝堂、庭園を一般に開放している。
また、クライスト・チャーチの数学教師だったルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するモデルとなった場所をたどることもできる。


カーファックス塔 Carfax Tower
街の中心に建つセントマーティン教会の西塔で、屋上から「夢見る塔の街」といわれる美しい景観を楽しめる。

クライストチャーチ
歴代16名ものイギリスの首相を輩出し、不思議な国のアリスの作者ルイス・キャロルが教鞭をとったカレッジ。13世紀初頭のノルマン様式の影響を受けて建てられた。

アッシュモリアン博物館
イギリス最古のひとつといわれる

ピット・リヴァース博物館

民俗学・考古学の博物館、

オックスフォード大学博物館

恐竜の骨格標本が並ぶ。