概要
ウェールズの最高峰、標高1085mのスノードン山を中心として、北・中央ウェールズに広がる総面積2200平方kmの自然公園。
山、谷、湖といった変化に富んだ景観の中で、登山、ハイキングなどを楽しむことができる。
また、蒸気機関車を利用してスノードン山に登るプランもおすすめ。
起点となるスランベリスの町は、パダルン湖 Llyn Padarn とペリス湖 Llyn Peris のほとりにあり、周囲の山々を見渡すことができる。
また、スノードニアは北ウェールズへの通り道として、ドライブするのにも適している。

ゲートウェイには、スランデュドゥノやスランベリス、ベトゥス・イ・コエド、コンウィ、ポーツマドッグなどリゾートタウンが数多い。TA


スノードン山岳鉄道 Snowdon Mountain Railway
スランベリス発着の蒸気機関鉄道。1896年開業以来、観光用に運行している。
スノードン山頂まで約8km、片道の所要約1時間。
山頂で約30分間過ごした後、同じ列車で戻る。
車窓からは、荒涼とした山々を楽しめるが、天候によっては頂上まで行かない場合もある。
鉄道に沿ってウォーキングコースがあるので、行きは鉄道、帰りはウォーキングというプランも可能。
3月中旬-10月まで毎日運行。ただし乗客が15人以上集まらなければ運行しない。
始発9:00-昼過ぎまで運行。7月中旬-9月初旬までは9:00-17:00まで、30分間隔で運行。


スランベリス湖畔鉄道 Llanberis Lake Railway
パダルン湖 Llyn Padarn の湖岸にある鉄道。
かつてこの一帯で栄えたスレート鉱業の時代に走っていたスレート運搬用の鉄道を観光用にしたもの。
発着駅近くには、スレート産業の歴史を紹介するウェルシュ・スレート博物館もある。