アルタシャト Artashat

人口約23000人

概要

アララト地方の主都。アララト平原の南東部にあり、トルコとの国境となっているアラス川沿い3.5km内陸側に位置する。首都エレバンの30km南東になる。
標高は約830mである。町の首位を山に囲まれていて、空気が乾燥した気候である。
市街地の中心部にはアルメニア王国のアルタクシアス1世の記念碑が建っている。
アルメニア文字の発明(405-406年)から1600年を記念して、アルメニア国内外のアルメニア人彫刻家がアルタシャト中心部に多くの記念碑を製作するイベントがあり、その一部である。

見どころ

ホル・ヴィラップ修道院 Khor Virap Monastery

アルタシャットの町から南へ8km、高い丘に位置している。アララト山が眺望できる。
アルメニアの教会の聖地と巡礼地の一つになっている。
伝説によれば、現在の教会のところに、トリダテス3世の命令でグリゴリウスという男の説教者が投獄された深い地下室があった。そこで聖グリゴリウスが13年間収監されたという。
最初は、642年にここにネルセス・カトリコスは小聖堂が建てられた。
現在の修道院には聖アストヴァツァツィン教会がある。