キルギスタンの歴史

略史

古代      キルギス人の祖先は、シベリアを南北に流れるエニセイ川上流に定住していたと考えられている
1世紀ごろ   匈奴の支配下に入る。
6世紀     突厥の支配下に入る。
7世紀     唐の支配下に入る。
8世紀     遊牧ウイグル帝国の支配下に入る。
13世紀    モンゴル帝国の支配下に入る。
17-18世紀 キルギス民族が現在のキルギス共和国の領域に移住。キルギス人の民族形成が進行
18世紀後半−19世紀前半 コーカンド・ハン国による支配
1863年    北キルギジアがロシア帝国に併合される。
1918年    ロシア革命後、ソビエト連邦成立、トルキスタン自治ソビエト社会主義共和国の一地域となる。
1924年   中央アジアに位置する共和国の国境が整理され、
        ロシア連邦共和国内のカラ・キルギズ自治州となるソビエト連邦内のカラキルギス自治州となる。
1925年   キルギス自治州に改称。
1926年   キルギス自治共和国に改称。
1936年    ロシア連邦共和国から分離し、ソビエト連邦を構成するキルギス共和国となる。
1990年6月 オシュ事件(キルギス人とウズベク人の民族間衝突)
1990年10月 アカーエフ大統領就任
1990年12年12日 「キルギスタン共和国」に改名、主権宣言
1991年8月31日 -ソビエト連邦のクーデターにより共和国独立宣言を果たす。
1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)に参加する。
1992年3月  国際連合に加盟
1992年5月 独自通貨であるソムを導入、国際通貨基金 (IMF) に加盟、
        独立国家共同体 (CIS) の集団安全保障条約に調印。
1993年    新憲法下で国名を「キルギス共和国」に変更
2003年   憲法改正の国民投票実施。これにより憲法を改正し二院制から一院制に移行することが決定
2005年3月 議会選挙の不正疑惑をきっかけに、南部で強権的なアカエフ大統領に対する
        野党側の反政府運動が激化。
        反政府運動は首都のビシュケクまで拡大し、野党勢力が大統領府を占拠。
        アカエフ大統領が逃亡し政権が崩壊した後、野党勢力は暫定政権を樹立したと報じられる。
2005年4月4日 アカエフ大統領、正式に辞任
2005年7月 バキーエフ大統領当選
2009年7月 バキーエフ大統領再選
2010年4月 政変によりバキーエフ大統領辞任
2010年6月 南部にてキルギス系とウズベク系住民の大規模衝突
2010年6月 国民投票により、新憲法採択
2010年7月3日 オトゥンバエヴァ大統領就任
2010年10月10日 議会選挙実施
2010年12月 連立与党結成・新内閣発足
2011年12月 アタムバエフ大統領就任