トルクメニスタンの基本情報

国 名
トルクメニスタン Turkmenistan


国コード
ISO3166-1=TM/TKM/795,
NET=.tm,
IOC=TKM



プロフィル
砂漠と遊牧民の国
カスピ海に面し、カラクム砂漠が国土の80%を占める.
司馬遷の「史記」に登場する汗血馬(かんけつば)はこの地の産。
豊富な石油や天然ガスを埋蔵する。パイプラインの敷設を巡って世界中が注目している。欧州各国をはじめ、多くの国がラブコールを送っている。
財政的に豊かになって、急速に近代化が進み、インフラが整備されてくると考えられている。
永世中立国。

メルヴやニサといったシルクロードの遺跡が有名だが、全体として観光業はあまり発展していない。
観光ビザの取得手続きは煩雑である。
ニヤゾフ前大統領時代は完全な独裁体制が確立しており、欧米からは「中央アジアの北朝鮮」といわれていた。言論の自由はなく、インターネットの一般利用も認められていなかった。
2007年2月14日 大統領選の結果、ベルディムハメドフが大統領が就任し、開放政策の推進しつつある。



国のシンボル
国 旗
緑地にイスラム教のシンボルである三日月と星。
5つの星は国を構成する5つの地方を表す。
左側の装飾紋様は伝統産業の絨毯の柄を図案化したもので、主要な5部族を表わす。

国 歌;
独立、中立、トルクメニスタンの国歌
1996年9月制定



国 土
90%がカラクム砂漠
ウズベキスタンとの国境に沿ってアムダリヤ河が流れており、そこからカラクム運河が分かれていて、灌漑農業などに利用されている。
イランと接する南部にコペト山脈が走っている。
西側はカスピ海に臨む。
アラル海に注ぐアムダリヤ川を除いて、南部の山地から流れ出る川はいずれも砂漠の中に消えてしまう。
石油・天然資源が豊富で、天然ガスは旧ソ連では口シアに次いで産出量が多い。
また世界中から引き合いのある名馬アハル・テク種を産する。国を東西に走るカラクム運河(1100km )は世界最長の運河である。
国境線の長さは3,736km。カラクム砂漠が面積の多くを占める。ウズベキスタンとの国境付近にアムダリヤ川が流れている。


面 積
48,8ku  (日本の1.3倍)



政治体制
政 体
共和制

地方自治
アハル、バルカン、ダシュホヴズ、レパル、マーリの5つの州からなる。

独立年月日
1991年10月27日、ソビエト連邦より独立

国連加盟
1992年3月2日

元 首
グルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領(2007年2月就任)

首 都
アシハバードAshgabat,約70万人

地方行政
5州とアシガバート市で構成されている。



国 民
人 口
約512万人

民 族
トルクメン人77%、ウズベク人9%、
ロシア人7%カザフ人2%

言 語
トルクメン語(公用語)

宗 教
イスラム教スンニ派89%、東方正教会9%