デイエン高原

概要
ジョクジャカルタの北西133Km
サンスクリット語で「神々の座」を意味するディエン、地熱地帯まで行くと多くの噴気孔から白煙を噴いているのが見られる。ここは古くから山岳崇拝の聖地で、8世紀頃からはマタラム王朝によってヒンドゥー教信仰の中心地とされていた。高度2000mの火口原をもつこの高原には南インド様式の8つの祠堂をもった中部ジャワ最古のヒンドゥー教遺跡が残っている。(FGTO)


見どころ
パンダウ寺院群; 5つの寺院(チャンディ)
8〜9世紀のマタラム王朝時代に建立されたジャワ最古のヒンドゥー教遺跡といわれ
ている。この寺院群にある5つの祠堂はそれぞれに古代インド叙事詩「マハーバー
ラタ物語」の登場人物の名前がつけれており、外壁にはヒンドゥー教の神々をモチーフ
にしたレリーフが施されている。
寺院群の近くには小さな博物館があり、ディエンで発掘されたシバ神像や浮き彫りの
破片などが展示されている。(FGTO)
スマル寺院
アルジュナ寺院(Candi Arjuna)
スリカンディ寺院
プンタデワ寺院
スンバドラ寺院

ガトウカチャ寺院

ビマ寺院;
 
おびただしい数のシバ紙の顔が彫られている。