ラウ山麓

ラウ山麓の寺院群
チュト寺院(Candi Ceto)
ラウ山の西麓に15世紀に建立されたヒンドゥー教寺院で、海抜1470mに位置し
ている。この寺院はソロの祖霊信仰の総本山ともいわれ、ヒンドゥー教や仏教の影
響を受けて建立されたもの。交通の便が悪いにもかかわらず、今でもジャワ暦の
聖夜には、主堂で一晩中祈る信者でいっぱいになるところ。(FGTO)

スクー寺院(Candi Sukuh)
ソロから東へ36km、ラウ山麓に15世紀マジャバイト王朝時代に建立されたヒンドゥ
ー教の寺院。ジャワ建築様式からかけ離れ、中米で栄えたマヤ文明の建築と酷
似している。寺院の壁面にはワヤンの物語、数々の動物
をモチーフにしたレリーフが施されている。そのほかにも、性器を握り締めている像
、男根をかたどったリンガなどの彫刻が残っており、他の遺跡と比べてもたいへんユニ
ークな寺院でである。(FGTO)