物 価
東南アジアの周辺諸国の中で最も高く、ほとんど日本と同じくらいか1割程度低い
格差の大きいのは、タクシーや公共料金で、非常に安い。


道路事情
道路が非常に広く、歩道もしっかり整備されていて、きれいだ。歩道も広く取ってあるが、週末の人の混雑振りは東京の繁華街同様だ。


多民族国家
中国系、インド系、マレー系の民族だ一緒になっているが、経済的に豊かであるため、ほとんど争いはおきていない。その代わり、厳しい罰金・罰則ルールで無法者を縛っている。罰金王国といわれるゆえんである。。


言 葉
日常会話は英語、自分と異なる民族と話すときには英語、中国系は、同じ民族、友人家族とは中国語、インド系はタミル語、マレー系はマレー語、
道路標識はほとんど英語、ところにより、中国語と併記されている。


喫煙・禁煙
シンガポール国内で販売されるタバコには「SDPC」という文字が印刷されている

このSDPCマークがないタバコは違法のものとなる。
旅行者のタバコの持ち込みには免税はなく、すべて到着空港で税金を支払わなければならない。
国外から持ち込まれるタバコには「SDPC」表示がされてないので、喫煙現場で取締係官(私服)から質問をされた場合は、空港で税金を支払った際のレシートの提示が求められ
る。
空港で支払った税金のレシートを本人が絶えず携帯していないといけない。

なお、喫煙できるエリアが年々厳しくなっているので、領事館や観光局のホームページなどで確認が必要になる。


治 安
好景気でスリやひったくりはいない。アジア独特のしつこい物売りもいない。
チャイナタウン、リトルインディアの商店街でも、誘い込みなどはなく、身是の中に入ろうとしてはじめて声をかけてくる。
ひと気の少ない公園で、インド系の人が、「あなたにはラッキーな星が額についている」などと、占いのようなことを言って、「どこから来たのか」、「日本だ」、「懐かしいなあ」などと言い寄ってくるが相手にしないことだ。



罰金を科せられる禁止事項
シンガポールは、「罰金都市」といわれるほど罰金を科せられる禁止事項が多い。
衛生概念の異なる民族を抱える都市がクリーンに町を維持するためにかなり厳しい規則が設けられている。
一般常識的な道徳やマナーを守っていれば問題はなく、旅行者には初回は注意をするのが普通で、違反したその場で罰金を徴収することはない。しかし、麻薬に対しては外国人でも容赦ない。

喫 煙
公共交通機関内、博物館、図書館、工レベーター、劇場、映画館、エアコン設備のあるレストラン、ヘアサロン、スーパーマーケット、ショッピングセンターなどの商業施設、公共の建物内は禁煙。違反すると最高S$1000の罰金. 公共の公園などの施設を清掃する体罰的な罰則も強制的に発動されている。
一般のとおりでの喫煙は禁止されていない。随所に灰皿のついたゴミ入れが設置されている。

ゴミのポイ捨て
ゴミやタバコの投げ捨てで有罪を受けると初犯の場合最高でS$1000の罰金、再犯の場合S$2000の罰金と公共の場所の清掃作業という服務を命ぜられる

タン・ツバの吐き捨て
公共の場所でタンやツバを吐くことは禁止されており、初犯は最高S$1000の罰金、~再犯は最高S$2000の罰金。

道路横断
50m以内に横断歩道がある道路の横断。S$50の罰金

トイレ
公共トイレでは使用後に水を流さないのは違反となる。違反者は初犯で最高S$150、2度目がS$500、3度目からはS$1000の罰金が科せられる。

チューインガム
製造・輸入・販売・入国時に持ち込みが法律によって禁止されている。販売目的で多量に持ち込むと実刑判決を受けること間違いない。罰金S$100,000.(薬用ガムを除く)

街頭での飲食
飲食場所以外での飲食。階段で座る。

MRT
地下鉄(MRT)の中に悪臭の出る果物(ドリアンなど)を持ち込んだり、車内で飲食をすると罰金の対象になる。

タクシーのシートベルト
後部席でもシートベルトの着用を義務付けている。車内に違反には罰金$120とある。運転手は注意してくれない。


麻薬類所持は死刑を覚悟!
へロイン15g以上、モルヒネ8Og以上、コカイン8Og以上、大麻500g以上、大麻樹脂200g以上、阿片1.2kg以上を、売買、製造、持ち込み、持ち出しした場合には、無条件で死刑が適用される。
また上記の量を所持していた場合も売買の証拠とみなされる。

以下の量の麻薬を不正に売買し、有罪判決を受けた者は20年以上80年以下の懲役及び15回の鞭打ちの刑に処せられる。~
阿片; 800g以上1200g以下
へロイン; 1Og以上15g以下
大麻; 33Og以上50Og以下~  
モルヒネとコカイン; 20g以上30g以下
大麻樹脂; 130g以上20Og以下


このほかにも生活者にはかなりきつい規則がある。罰金はたびたび変更される。また。イスラム教寺院へはノースリーブや短パンでは入れない。