概要
デルフィから南東に約35kmの位置にある修道院で、エリナコス山の斜面に建つ。
10世紀の聖オシオス・ルカスを祀ったもので、世界遺産にも指定される。
建物はビザンチン様式の建造で、2つの聖堂がつながっている。
11世紀に造られた八角形の聖堂には、聖ルカスの墓が置かれていた。
10世紀建造のパナギア聖堂は四柱式交差ヴォールト構造を持ち、ギリシャ建築の代表のひとつとなっている。内部には16世紀のイコンやモザイクなどが残されており、なかでも地下にある壁画は貴重な作品として保存されている。kbt