セリエ
イタリアサッカーリーグの名称。日本でのJリーグと同じ。

構成
イタリアのサッカーリーグには、約2000チームのプロチームとアマチュアチームがある。
プロチームは全体の10%となっており、殆どがアマチュアチームで構成されている。
イタリアリーグ(セリエ)のプロチームは、セリエAを頂点として、4部リーグで構成されている。
その内の2部リーグだけが全国1リーグ制となっており、その他のリーグでは地域制となっている。

リーグの構造 
セリエSerie A  (18チーム)
シーズンごとに4チーム昇降格
下位4チームとセリエB上位4チームが入れ替わるが、勝ち点で並んだ場合は決定戦を行う。

セリエSerie B  (全20チーム)
チームの昇降格はセリエA、B間ではシーズン毎に無条件で入れ替わることになっている。
シーズンごとに4チーム昇降格

セリエSerie C1、(全36チーム)
C1は北部<A>・南部(B) 各18チームの2つ。
各地域の優勝チーム(昇格)・最下位(降格)が確定。
プレイオフ・・2〜5位<1チームが昇格、残りは残留>
プレイアウト・・14〜17位<1チームが残留、残りは降格>
シーズンごとに6チーム昇降格

セリエSerie C2 (全54チーム)
C2は北部(A)・中部(B)・南部(C) 各18チームの3つ。
各地域の優勝チーム(昇格)・最下位(降格)が確定。
プレイオフ・・2〜5位<1チームが昇格、残りは残留>
プレイアウト・・14〜17位<1チームが残留、残りは降格>
シーズンごとに9チーム昇降格

アマチュアリーグ(162チーム)



リーグ戦

コッパイタリア
コッパ・イタリアは、セリエAの18チーム、セリエBの20チーム、セリエCからは10チームが参加して、毎年開催されるイタリアクラブチームNo.1を競うカップ戦で、優勝チームにはUEFAカップの出場権が与えらる。
予選は開幕前に行われ、以後はリーグ期間中の水曜日に開催。グループリーグから決勝までいくチームは最大14試合、戦う事になる。
-参加チーム 48チーム
・セリエA全チーム(18チーム)
・セリエB全チーム(20チーム)
・セリエCのみ10チーム
-システム
・グループリーグ
・4チーム×8組 のリーグ戦
各組1位(8チーム)が1回戦へ進出
--1回戦
グループリーグ突破の8チームと第2シード8チームが、HOME&AWAYのノックアウト方式で対戦
(8チームが2回戦進出)   
--2回戦
1回戦突破の8チームと第1シード8チームが、HOME&AWAYのノックアウト方式で対戦
(8チームが3回戦=準々決勝)
--3回戦=準々決勝
HOME&AWAYのノックアウト方式で対戦
(4チームが準決勝へ進出)
--準決勝
HOME&AWAYのノックアウト方式で対戦
(2チームが決勝進出)
--決勝
HOME&AWAYのノックアウト方式で対戦
-第1シード
セリエA 前シーズン 1位〜8位
-第2シード
セリエA 前シーズン 9位〜14位
セリエB 前シーズン 1位・2位
-ノックアウト方式
勝ち上がりながら順位を決める大会方式
-イタリアスーパーカップ;

毎年リーグ戦が始まる前に開催される。
参加チーム 2チーム
・セリエA 前シーズン優勝チーム
・コッパイタリア 優勝チーム