概要

フェティエとマルマリスのほぼ中間にあるダルヤン川があるが、その川沿いにある小さな町。
ダルヤン川はキョイジエイズ湖と地中海を結ぶ小さな川だが、その川沿いの断崖には、2500年前のカウニアン王と王妃の墓とされるカウノスの岩窟墓が宮殿のように刻まれていて、これらを川の上から見学のために毎日たくさんの川船がダルヤンの桟橋から出ている。

河口にある白い砂浜が亀の産卵地となっている。
世界の8種のウミガメのうち5種がトルコ沿岸にすみ、さらに体長1mを超す「カレツタカレツタ」と「チェロニア ミダス」がこの地中海沿岸にすんでいる。
この2種は自然保護の対象になっていて、5〜10月の産卵期の夜間はビーチの立ち入りが制限される。
そこまでの往復約2時間リバークルーズを楽しむようになっている。

ダルヤンはそんな観光客を受け入れているところで、多くがここに滞在するのではなく、近郊のリゾート地からツアーで来て、昼食をとってリバークルーズを楽しむためだけに存在する町である。

リバークルーズ内で河口付近に生息するアオガニを食べさせてくれるのもある。
隣町のマウマリスから一日クルーズで、ダルヤン観光というのもあり、河口付近で川船に乗り換えて岩窟墓群を巡るというのもある。


カウノスKaunosの岩窟墓群
カウノスはヘレニズム、ローマ時代に栄えた港を中心とした交易都市だった地。
ここにある岩掘りの墓は紀元前4世紀の王の墓と考えられている。
山の中腹の崖の岩肌に寺院を模した墓が並ぶ。
カウノスにはほかに、コリント式の柱をもつ神殿やローマ劇場などの遺跡が点在している。
ダルヤンからのリバークルーズは船上から岩窟墓群を巡るものと、河口付近で停泊して
5分くらい先の史跡を巡るものなどがある。


ダルヤンの周辺
スルタニエ温泉 Sultaniye
小型ボートで上流へ約10分行くと、キョイジュイズ湖畔Koycegizに出る。
スルタニイェ温泉は湖の南西に位置する。
ローマ時代には病院が築かれていたという39℃の泥浴温泉である。
淡水と海水が交わる下流の広大なデルタには高いアシが繁る水路が広がり、鳥や魚など豊かな野生を育んでいる。
高温の天然鉱水でカルシウム、硫黄、鉄、硝酸、カリウムや鉱塩を含み、皮膚病やリュウマチに効くといわれる。

泥風呂
ダルヤン川DlyanCreekが湖に合流する少し手前に小規模の泥風呂がある。
泥で全身をパックし、それから硫黄水の浴槽で洗い流す。