概要
ギョレメ Goremeの東約7kmにある町。
カッパドキアの赤では一番ホテルの収容能力の多い地区で、ツアーのホテルもこの地区になることが多い。
この町は、トルコ共和国が成立した1923年以前にはギリシャ人がまだ多く住んでいた。

町の中心の北東にあるのが一番古い部分で、石造り古い家々がいくつも残っている。
ユルギュプはビザンチン、オスマン時代の岩を削って造った家の他に、美しく装飾を施した石造りの家など興味ある家々が見られる。

オスマントルコ期の建造物として、カドゥの要塞、カラマンオールラル・モスク、アルトゥンカブ霊廟、タフスイナー図書館などがある。

また、カッパドキアは肥沃な火山灰土に恵まれているため、おいしくて甘いブドウの生産地となっているが、ユルギュプにはオスマン朝時代から伝統を受け継ぐ小さなワイナリーが数軒ある。

旅行者が多いため、トルコの伝統的舞踊やショーなどのエンターテイメント、ユルギュップを拠点にした周辺の日帰りツアーが多く設定されている。
市内の旅行代理店などに立ち寄るといい。


アクセス
空路
イスタンブール方トルコ航空便がカイセリ空港 Kayseriまで就航している。
空港からユルギュプへのミニバスによる送迎を行っている。

バス
アンカラからネヴシェヒルまでの便が多い。
カッパドキア内の主要都市間は循環バスが頻繁に運行されている。
冬季な運行本数が少ない。