アブラムツェヴォ Abramtzevo

アブラムツェヴォ Abramtzevo

概要
19世紀の作家や画家など芸術家たちが集まっていたところ。
『はつ恋』で知られる19世紀の代表的な作家イワン・ツルゲーネフや同じく19世紀の作家、ニコライ・ゴーゴリらもここにやってきたという。
作家セルゲイ・アクサーコフの領地であったのを彼の死後事業家サヴァ・マーモントフが買い取り、アトリエなどを造って芸術家たちを呼び集めるようになった。
ここに集う芸術家たちは「アブラムツェヴォ派」と呼ばれ、19世紀末のロシア芸術の中心地として一世を風靡した。
広い敷地内には絵画を展示した博物館や、木彫りの施された木造家屋が残る庭園がある。
モスクワの北東約60kmのところに位置している。kj