イルクーツク Irkutsk

イルクーツク Irkutsk

概要
人口約60万人、ハバロフスクと並ぶシベリアの中心都市。
バイカル湖の北西60km、アンガラ川の岸辺に位置する古都。「シベリアのパリ」などといわれる。
バイカル湖から流れ出るアンガラ川が町を分かつように位置しており、右岸には町の中心部が、左岸にはシベリア鉄道イルクーツク駅がある。
バイカル湖観光の起点としても知られている。

18世紀に日本から漂着し、帰国の許可を得るためエカテリーナ2世に謁見した大黒屋光太夫が滞在したこともあり、日本人抑留者の収容所がいくつかあったことから日本人墓地も残っているなど、日本との関わりは大きい。

現在のイルクーツクはアンガラ川に美しい街路樹、緑色のドームが白壁に映える「スパスカヤ教会」などが点在する瀟洒な町で「シベリアのパリ」とも称される。
ロシア正教の修道院「ズナメンスキー大聖堂」や赤レンガが印象的な「ポリスキー教会」、レーピンの作品も展示する「国立美術館」など見どころは多い。
石川県の金沢市と姉妹都市。kj