ハバロフスク Khabarovsk

ハバロフスク Khabarovsk

概要
アムール川(黒龍江)とウスリ川との合流点右岸に開けた港町で、ロシア極東の中心都市。

17世紀のロシアの探検家エロフェイ・ハバロフがこの地に到達したことにちなみ「ハバロフスク」と名づけられた。
1918年のシベリア出兵時には日本軍の司令部が置かれ、その後満州進出の足がかりとなっていた。

現在は新潟市と姉妹都市であり、新潟とは飛行機で結ばれているが、これはウラジオストク、ユジノサハリンスクへの定期航空路が開設されるまで、長い間日本から極東地方への直行航空路線であった。

現在は夏季のみ青森との間にも定期航空便が運行している。

主な見どころは目抜き通りであるムラヴィヨーヴァ・アムールスカヴァ通り界隈に集まっており、一帯は大型デパートが建ち瀟洒な雰囲気が漂う。

ムラヴィヨーヴァ・アムールスカヴァ通りの先には「文化と憩いの公園」が、またその先にはアムール川が流れ、シーズンには遊覧船が運行するほか、泳いだり日光浴を楽しんだりする人々でにぎわっている。

付近にはレーピンらのロシア絵画やイコンを鑑賞できる「極東美術館」や赤軍の極東での戦史について展示した「赤軍博物館」がある。
シベリア抑留の際亡くなった日本人の墓地があり、今も近親者らが墓参に訪れている。
アムール川クルーズを楽しむこともできる。(約1時間)kj



アクセス
直行便運行都市:
新潟(KIJ)ダリアビア航空(H8)週2便
夏期は他の都市からの便もある。



見どころ
アムール展望台

大聖堂広場(旧コムソモール広場)

中央市場

栄光広場・第2次世界大戦戦没者慰霊碑

スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂

インナケンチフスカヤ・ロシア正教会

郷土史博物館

極東ロシア軍歴史博物館

シベリア慰霊平和公園

少数民族ナナイブンカセンター

日本人墓地




ハバロフスク近郊
少数民族ナナイ人の村々

ビロビジャン(ユダヤ文化の中心地)