ペトロザヴォーツク PetrozavodsK

ペトロザヴォーツク PetrozavodsK

概要
フィンランドとの国境に接する、ロシア北西端のカレリア共和国の首都にして文化、経済の中心都市。
人口は約30万人で、カレリア地方の3割を占めている。カレリア地方は全土の半分以上が針葉樹の森で覆われ、6万もの湖がある。木材加工業が盛ん。他に、水産業、造船業なども発達している。
サンクトペテルブルグから列車でキジー島巡りをするときの最寄の鉄道駅となる。
淡水湖ではヨーロッパ第2の大きさの湖オネガ湖の西岸、ロソシンカ川とネグリンカ川が合流しオネガ湖に注ぐ辺りにある。

街中を通るオネガ湖畔通りは彫刻に飾られた緑のきれいな通り。

1703年にピョートル大帝が製鉄所を造るために設立した町で、サンクトペテルブルクと同様、2003年に建都300周年を迎えた。Qkj



見どころ
郷土博物館
ガレリア地方の近代史やフランドル叙事詩カレワらの資料が4万点以上集められている。
他のロシア地方と異なるのは、北方文化との関連史料が多い点となっている。出土した土器類や岩石に刻まれた古代絵画、昔の農機具などが展示される。
一方で現代アートの展示も行なわれており、それらの融合した独特の雰囲気に包まれている。

カレリア美術館
カレリア地方に伝わるイコンとその風俗を写した絵画などが集められている。

ピョートル大帝像
19世紀建造

市民公園
ロンシン川が流れる。

オネガ湖畔
ヨーロッパ第2の大きさの淡水湖