黄金の環 概要 モスクワの北東、ボルガ川とクリャジマ川に囲まれたロシア平原には独特の歴史を持つ中世の古都が点在する。 これらはほぼ円形に並んでいることから「黄金の環」と呼ばれている。 それぞれの町ごとに特徴をもったロシアの風景を見ることができる。 ロシア正教会の建物の特長である玉ねぎ屋根が黄金色に輝いている 12世紀にウラジーミル・スーズダリ公国の首都であったウラジーミル Vladimir とスーズダリ Suzdal を始め、トロイツェ・セルギエフ大修道院の教会群がそびえるセルギエフ・ポサード Sergiev Posad や、ロストフ・クレムリンがあるロストフ・ヴェリーキー Rostov-Velikij 、湖畔の美しい町ペレスラヴリ・ザリュスキー Pereslavl Zalesskij 、黄金の環内で最大の工業都市ヤロスラヴリ Yasrolavl 、ヴォルガ川クルーズ船が停泊するウグリチ Uglich 、かつての大商業都市だったコストロマ Kostroma などが観光対象となっている。(QTA) |