ユジノ・サハリンスク Yuzhno-Sakhalinsk

ユジノ・サハリンスク Yuzhno-Sakhalinsk

概要
サハリン島(樺太島)とクリル諸島(千島列島)からなるサハリン州の州都。
サハリン島は北海道の旭川市、函館市、稚内市と姉妹都市にある。
北海道とは宗谷海峡、オホーツク海峡を挟んですぐであり、第二次世界大戦以前は日本領であったため、ユジノ・サハリンスクも当時は日本名で「豊原」と呼ばれていた。

第二次世界大戦後、日ソ中立条約を破ってソ連が侵攻し、現在ロシア連邦の支配下にある。
1937年に建てられた「サハリン州立郷土誌博物館」や北海道拓殖銀行豊原支店の建物を利用した「サハリン州立美術館」は、今も残る日本領時代の代表的な建物。
「ガガリーン記念文化公園」は、かつて「豊原公園」として市民に親しまれていた公園だ。

最果ての流刑地であったサハリン島の実態を1890年にロシアの文豪、チェーホフが『サハリン島』に著し世に広めたことから町には「チェーホフ記念文学館」が建ち、チェーホフの業績を伝えている。

北サハリンには豊富な油田と天然ガスが確認されていてから日本をはじめ世界の石油メジャーとの大規模な石油開発事業が行われており、日本の開発会社の担当者も常駐しているkj。



アクセス
直行便運行都市:
札幌(CTS):サハリン航空(HZ)週1便
函館(HKD):サハリン航空(HZ)週1便
夏期にはチャーター便の運航もある。


空港
ユジノサハリンスク空港 Yuzhno-Sakhalinsk Airport (UUS)



見どころ
サハリン州立郷土誌博物館(旧樺太庁博物館)

サハリン州立美術館(旧北海道拓殖銀行豊原支店)

ガガリーン記念文化公園(旧豊原公園)

チェーホフ記念文学館