ダウトフルサウンド Doubtful Sound

ダウトフルサウンド Doubtful Sound

概要
フィヨルドランドの複雑な海岸線のほぼ中央。

内陸部まで細長い入り江が続いている。

1770年にタズマン海を航海中のキャプテン・クックが、深く入り込んだ地形に進行を躊躇し、「疑わしい湾(Doubtful Harbour)」と呼んだ。

手つかずの自然が残り、ニュージーランド・ファーシールをはじめ、ペンギン、イルカなどの姿が見られる。

海水の上に山岳部から豊富に流れ込む真水が層を成すため、遮光性が高く、黒サンゴなどの深海生物も棲息する。

一般の交通機関がないので、テアナウやクイーンズランドからツアーを利用することになる。

マナポウリ湖の東岸からクルーズ船で西の入り江の先まで渡り、車に乗り換え。ウィルモット峠を越えると、ダウトフルサウンドの最深部にあるディープ・コーブに至る。

ディープ・コーブからは、外洋近くまでを巡回するクルーズ船が運航されている。kbt