カウリコースト Kauri Coast

概要
ノースランドの西側、タズマン海に面する海岸地域。
古いものは樹齢千年以上にもなる巨木「カウリ」が自生する森林が続くことから、この地名がつけられた。

カウリはノースランドとコロマンデル半島に生育するナンヨウスギの一種。
マウリの人々はこの木からカヌーなどを作っていた。

ヨーロッパ人の入植以降は、伐採が進んで森林は激減していった。現在は森林は保護を受けており、伐採は許可制となっている。

ワイポウア・カウリ森林保護区では遊歩道が整備されていて、有名な巨木を見ることができる。
樹齢約2千年と言われる「テ・マツア・ナヘレ(森の父)」の直径は5.22mもあり、現存するカウリの中で最も太い。

「タネ・マフタ(森の神)」は高さが50m以上もある巨木だ。kbt