ネイピア Napier 概要 北島の南東部、ホークス湾に面した港町。南へ10kmほどのところにある町、ヘイスティングズとセットで「ザ・ツイン・シティーズ」と呼ばれている。 ネイピアは「アールデコの街並み」として知られている。 1931年2月3日のホークス湾地震により、一時、街は壊滅状態に陥った。 再建にあたって当時流行のアールデコ様式が採用されることが多かったため、今日のような街並みが形成された。 聖ジョン大聖堂、旧デイリー・テレグラフ社ビルをはじめ、優美な建造物が街のあちこちで見られる。 毎年2月には、アールデコウェークエンドと呼ばれる祭りが行なわれ、コンサートなど様々なイベントでにぎわいをみせる。 町の周辺はブドウ畑が広がっており、このホークスベイ地帯は良質のワインの産地。 パルプの供給地でもあり、日本の王子製紙のティッシュペーパー「ネピア」はこの町に名前から採られた(欧文表記の綴りはちがう)。 同社が所在する北海道苫小牧市とは姉妹都市となっている。Qkbt |