マウイ島の南西の沖約11kmに位置する島。
面積116kuほどの小さな無人島。
第二次大戦後の1953年から、アメリカの海軍はこの島を爆撃演習場とて占拠し、一般の人に侵入を禁じていた。
軍の激しい演習によって島の自然は完全に破壊されてしまっていた。
それから約40年後の1994年、島はハワイ州に返還されたが、今なお、不発弾の回収や植林などの修復清掃作業が続いている。
近い将来、元の美しい島の景色が戻ってくる日があることを多くの州民が期待している。この島はマウイ島の南西に位置するため、北東からの湿った貿易風はがマウイ島ハレアカラ山で遮ってしまうため、カホオラヴェ島には雨が降らず、農耕には適していない島とされている。