アルンシュタット Arnstadt

テューリンゲン州
人口 約27,000人

バッハ教会フォト

概要

州都エアフルトから約20Km南にあるテューリンゲン州で最も古い町とされている。
ゲーラ川沿いのこじんまりした町である。
8世紀からの歴史を持ち、ビールの醸造で知られる町だが、そんなこと以上に、この町を有名にしているのは、音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハである。クラシック音楽を学んでいる留学生にとっての聖地でもある。
若き熱血青年だったバッハが暮らした町だ、
1703年夏、18歳のバッハは教会に据えられた新しいパイプオルガンの鑑定を兼ねた演奏者に採用され、初めて賃金を得るプロの音楽家になった。バッハの名を冠した教会がある。

アルンシュタットはバッハ一族が1620年から1792年までの間、活動拠点とした町としても知られている。

アルンシュタットは、エアフルトからローカル列車で30分ほどと近い。
駅は町はずれにあり、歩いて15分ほどで、小高い丘の上の市庁舎のあるマルクト広場に着く。
この広場周辺にバッハに因んだ見どころがすべてある。
ここにはバッハ生誕300周年を記念して作られた青年バッハの銅像がある。

それにしてもこの町には、モーツァルト通り Mozartstrasse、リヒャルト・ワーグナー通り Richard-Wagner-Strasse.などと音楽家の名前の付いた通りが目に付く。

市庁舎の横にはインフォメーションセンターがあり、バッハグッズも沢山あるた。

アクセス

鉄道

エアフルトErfurt Hbfからローカル列車で30分ほど

エアフルトへは、ICEでベリリンBerlin Hbfから2時間、フランクフルトFrankfurt Hbfからは2時間半ほど。

見どころ

バッハ教会(新教会)Johann-Sebastian-Bachkirche

1683年に建造されている。
バッハがオルガニストを務めたときには「新教会Neue Kirche」だったが、1935年に「ヨハン・セバスチャン・バッハ教会」と改名された。
赤い三角屋根の小じんまりした教会である。
バッハは、1703-1707年までここのオルガン奏者を務めていた。

血の気の多い熱気盛んな若きバッハは、カントル(合唱指導者) を兼任していましたが
年上の悪ガキ聖歌隊員ガイエルスバッハと マルクト広場で剣を抜いて決闘騒ぎを起すなど、トラブルの絶えない生活をしていたという。

また、この教会で仕事をしていたころ、あの「トッカータとフーガ ニ短調」が作曲されたのである。

現在、この教会には2つのオルガンがある。1703年のヴェンダー・オルガンと、格子壁の背後に隠れている1913年のスタインマイヤー・オルガンである。
日本からのバッハ詣でが多いようで、日本語のパンフレットも用意されている。

城博物館 Schlossmuseum(バッハ博物館)

城とは 16世紀に建てられた ナイデック城 Schloss Neideck だが、今は廃墟で塔だけが残っている。
ここに、当時の新教会でバッハが実際に弾いていたオルガンが展示されていて、コンソール(演奏台)を見ることができる。
当時のオルガンで弾いた曲が流れている。
ほかにもバッハに関する常設展示がされている。
博物館は月曜閉館

バッハハウス Bachhaus.(バッハの家)

Kohlgasse 7 
バッハは 多分 この家に住んだであろうといわれている。
いとこの家で、仲が良かったという。教会までは徒歩2分の距離にある。
家の歴史とその旧住民の展示で、週1~2日しか開館していない。

墓地 Alter Friedhof

バッハ一族の墓地。
墓地のそばにカトリック教会 Katholische Pfarrkirche Christi Himmelfahrt.がある。
この教会の壁に木のプレートが掲げてある。
Auf diesem Gottesacker ruhen 24 Angehörige der Familie Bach (この墓地にバッハ一族の24人が永眠する)
そして教会の正面にはバッハ一族の墓石が立っている。
バッハの父ヨハン・アンブロジウスはこの町で生まれ育っている。

墓地の一角にはまた歴史的に重みのある記念碑が2つある。
Die Opfer des Faschismus mahnen Festigt den Frieden(ファシズムの犠牲者への記念碑)
Im gedenken der arnstadter opfer der shoah(ホロコーストの犠牲者への記念碑)

近郊

ドルンハイム Dornheim

アルンシュタットの東の隣町。
この町の聖バルトロメオ教会で、1707年10月17日にバッハとマリア・バーバラが ここで挙式したと記されている。
バッハとマリア・バーバラが挙式したことの証明書が残されている。
当時のバッハは、アルンシュタットを離れ、ミュールハウゼンに住んでいた。
アルンシュタット駅前バス停からバスが便利だが、運行本数が少ない。帰りの時刻を確認しておく必要がある。















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