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ドイツのアクセス・国内交通

ドイツへのアクセス

空路

日本からドイツへの直行便
3都市4空港からドイツのフランクフルトまたはミュンヘンに運行されている。
最も運行数の多いのは、ルフトハンザ・ドイツ航空。
日本航空、全日空もある。
各航空会社とも、利用旅客の変化で増減便が季節ごとに行われている。
また、日本に乗り入れているヨーロッパの航空会社便は往復とも同日にドイツ主要都市に接続している。
各航空会社とも便名(フライトナンバー)が4ケタのものは共同運航便(コードシェア)となる。
韓国・大韓航空も往復の発着時間は長くかかるが、フランクフルト便が就航している。
日本国内空港へ地方からの接続が悪い場合には仁川(ICN)経由が便利な場合もある。

ルフトハンザドイツ航空Lufthansa(LH)
http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/

ヨーロッパの格安航空会社LCCについては

LCCは料金が通常の航空会社便より安く、3分の2かそれ以下というメリットがあるが、手荷物制限が厳しく、重いスーツケースなどを持っていると安さを感じなくなる。それと遅延が多いのがディメリットだ。予約もネットのみで日本語対応はない。
ヨーロッパでは格安航空会社が誕生しては、消えたり大手の傘下に入って名前が変わったりと、変化が激しい。とりわけ、パイロット不足が続いていて、運行が困難になって、減便を余儀なくされていたりする。
LCCの多いのは、イギリスとドイツで、ヨーロッパの2大LCCは、英国系の
easyJet
Ryanair
となっている。中でも easyJetは定時発着率が高いことと、ライアンエアとは真逆で、郊外の空港を使っている便が非常に少ないことで、ヨーロッパ各国で評判がいい。荷物の重量制限も有料だが制限は一切ない。
ドイツの主要都市にも頻繁に発着している。
http://www.easycar.com/ (日本語対応はない)
Ryanairは一番安いが、近年パイロット不足で直前の大幅欠航で評判を落としている。

ドイツのLCC

Air Berlin(OneWorldに加盟している)
エティハド航空(アラブ首長国連邦)の財政支援を受けて経営再建を進めていたが、2017年8月15日に支援が打ち切られることとなったため、破産手続きに入った。今後はドイツ政府の支援を受けてしばらくの間運航を継続し、一部の事業を同じくドイツに拠点を置くルフトハンザグループに引き継ぐことを協議するとしている状態である。

Germanwings(ルフトハンザ航空の傘下にある)
2015年3月24日バルセロナ発デュッセルドルフ行きの便がフランス領内に墜落し、搭乗者150名(乗客144名、乗員6名)全員が死亡した事故は記憶に新しい。

コンドルCondor
フランクフルトを拠点としている国際航空線。
観光シーズンを中心とする季節運航便。ドイツ国内からリゾート地への便としてドイツ人にはなじみのLCCだ。ルフトハンザ傘下にあったが、旅行会社トーマスクックの傘下になっている。

ドイツの主要空港

各空港とも、国内間の移動は鉄道の譲り、EU間や国際線が主流となっている。
主にLCCが使用している空港もある。

ベルリン ベルリン・ブランデンブルク国際空港Berlin Brandenburg Airport(空港コードIATA=BER建設中)
ベルリン・シェーネフェルト空港 Berlin Schonefeld Airport(空港コードIATA=SXF)
(ベルリン・ブランデンブルク国際空港として完成予定)
ベルリン・テーゲル空港 Tegel Airport(空港コードIATA=TXL)
(ベルリン・ブランデンブルク国際空港開港後に閉鎖予定)

フランクフルト・アム・マイン Frankfurt am Main
フランクフルト空港 Frankfurt Airport(空港コードIATA=FRA)


ミュンヘン Munchen, (英Munich)
ミュンヘン空港 Munich Airport(空港コードIATA=MUC)
ハンブルク Hamburg
ハンブルク空港 Flughafen Hamburg(空港コードIATA=HAM)

デュッセルドルフ Dusseldorf
デュッセルドルフ空港 Dusseldorf Airport(空港コードIATA=DUS)

シュトゥットガルト Stuttgart
シュトゥットガルト空港 Stuttgart Airport(空港コードIATA=STR)

ニュルンベルク Nurnberg
ニュルンベルク空港 Airport Nurnberg(空港コードIATA=NUE)

ケルン Koln (英Cologne)
ケルン・ボン空港 Flughafen Koln/Bonn、英Cologne Bonn Airport)(空港コードIATA=CGN)

ドレスデン Dresden
ドレスデン空港 Flughafen Dresden(空港コードIATA=DRS)

ハノーファー Hannover
ハノーファー・ランゲンハーゲン空港 Flughafen Hannover-Langenhagen(空港コードIATA=HAJ)

ドルトムント Dortmund
ドルトムント空港 Dortmund Airport(空港コードIATA=DTM)

ライプツィヒ Leipzig
ライプツィヒ・ハレ空港 Leipzig Halle Airport(空港コードIATA=LEJ)

ブレーメン Bremen
ブレーメン空港 Flughafen Bremen(空港コードIATA=BRE)

アーヘン Aachen
メルツブリュック空港 Aachen Merzbruck Airfield(空港コードIATA=AAH)

バーデン・バーデンBaden-Baden(カールスルーエ Karlsruhe)
バーデン・エアパーク Baden Airpark(カールスルーエ・バーデン=バーデン空港 Flughafen Karlsruhe/BadenBaden)(空港コードIATA=FKB)

バイロイト Bayreuth
ビントラッハー・ベルク空港 Bindlacher Berg Airport(空港コードIATA=BYU)(Bayreuth Airport)

カッセル Kassel
カッセル空港 Kassel Airport(空港コードIATA=KSF)

キール Kiel
キール空港 Kiel Airport (空港コードIATA=KEL)

ドイツの鉄道

ドイツの鉄道は日本のJR同様、民営化されドイツ鉄道Deutsche Bahn, (略称DB)と 山岳地方や特定の観光地のローカル鉄道がある。

列車の種類
ICE:Inter City Express (都市間超特急)
IC:InterCity(インターシティ) (都市間特急)
EC:EuroCity(ユーロシティ) ヨーロッパの都市間国際特急列車
THA:Thalys(タリス) フランス・パリ~ドイツ・ケルン間TGV特急
IRE:Inter Regio Express(インターレギオエキスプレス) 都市間急行
RE:Regional Express(レギオナルエクスプレス) 快速列車
RB:Regional Bahn(レギオナルバーン) 普通列車
S-Bahn:(Sバーン) 都市近郊列車
City Night Line (CNL):(シティ・ナイト・ライン)ヨーロッパ都市間寝台特急
EuroNight (EN):(ユーロナイト) ヨーロッパ都市間寝台特急
D-Nacht (D):(Dナハト) 東ヨーロッパ方面夜行急行
DB AutoZug (AZ):(DBアウトツーク) カートレイン(寝台急行)

運賃・料金
ICE,IC、ECには特別料金、寝台車は寝台料金が必要。

ドイツ鉄道についてはこちら

ドイツの長距離バス

ドイツ国内

ドイツには民営の長距離定期路線バスはわずかの数路線を除いて認可されていない。
鉄道輸送があるからという理由で、認可されていない。
長距離定期路線バス運行会社ドイツ ツーリング社Deutsche Touring GmbHが運行する観光ルート
フランクフルト~ミュンヘン「ロマンティック街道」
ハイデルベルク~フランクフルト~ハンブルク」
カッセル~ライプツィヒ~ドレスデン

欧州域内

ヨーロッパの主要都市間を結ぶ長距離定期運航のバスは
ユーロライン社 Eurolines
ヨーロッパ各国のおよそ40の主要都市を結んでいる。
ドイツでもベルリン・ミュンヘン・フランクフルト・ケルン・ハンブルグに乗り入れている。国内間路線はない。
15日間と30日間のパスもある。各国国内での利用は原則不可。
料金は大人と25歳までのユースがあり、それぞれ3つのシーズンに分かれて異なる。
http://www.eurolines.com/
http://www.eurolines-pass.com/planyourroute.html(タイムテーブル)












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