アイゼナハ Eisenach

チューリンゲン州
人口:約43000人

概要

チューリンゲンの森の端に位置する旧東ドイツに属していた小さい街ながら、バッハの誕生地、宗教改革者マルチイン・ルターやゲーテゆかりの地として知られ、歴史や文化面で重要な街で観光客も多い。

ドイツで唯一ユネスコの世界遺産に登録されている城として知られるヴァルトブルク城は、リヒヤルト・ワーグナーのオペラ「タンホイザーTannhauser」に扱われ、音楽史上にその名を残した有名な吟遊詩人Minnesangerの歌合戦の舞台となった城である。

∃ハン・ゼバスティアン・バッハは、1685年、当時ザクセン・アイゼナハ公の居城が置かれていたこの町で産声をあげた。

マルティン・ルターはアイゼナハで学生時代を過こす。ローマ教皇に破門され追放となった後、1521~22年にユンカー・ヨルクという偽名を使ってザクセン公の庇護のもと、ヴァルトブルク城に逃れ、身を隠した。その間、ルターは新約聖書をギリシャ語からドイツ語に全訳した。

自動車産業も有名で、博物館もある。東西ドイツ統一後にはオペルの最新工場が置かれる。

旧市街の中心カールス広場 Karlsplatz から延びるカール通りから、マルクト広場に向かって歩くと、ゲオルク教会 Pfarrkirche St. Georg がある。
バッハが洗礼を受け、ルターが説教を行った教会だ。

アクセス

鉄道

フウランクフルトFrankhurt a/Mとライプチッヒ、ドレスデンのルートにある。ほぼ1時間間隔
フランクフルト空港駅Frankhurt a/M Flughafenから中央駅Frankhurt a/M Hbfを経由していく。
フランクフルト中央駅Frankhurt a/M Hbfからドレスデン行き特急ICEで1時間40分-2時間
空港駅Frankhurt a/M Flughafen発着は5分余計にかかる。
ベルリン中央駅Berlin Hbfからはエアフルト乗継となる。

見どころ

ヴァルトブルク城 Wartburg

ルターはローマ教皇に破門され追放となって、城主の庇護のもとこの城に隠れていた時に、新約聖書をギリシャ語原典からドイツ語にはじめて翻訳し、その後のドイツ語の書き言葉の発展に多大な貢献をした。
その部屋、ルターの間 Lutherstube は、大変質素なつくりになっている。
また、ワーグナーの歌劇「タンホイザーTannhauser」は1206~1207年にこの城で開かれた吟遊詩人の歌合戦(12世紀頃)を題材にしているといわれる。
山の上にそびえるこの城の建物は、様々な時代の建築様式から成っている。
3階建ての本丸パラス(12-13世紀)はロマネスク様式で、一階の騎士の間、歌合戦のフレスコ画(19世紀シュヴィント作)、辺境伯の間など見るべきものが多い。
城の内部はガイドツアー(英語もある)でしか見学できない)
ヴァルトブルク城 Wartburg へは、麓から歩いて約40分の距離。
4~10月は、10番と13番のバスが大体1時間おきに、城の近くの展望台ロバ乗り場まで行くが、入口まではさらに10分ほど歩いて登ることになる。
見学者が多く、特に4-10月は混雑するので早めに行く方がいい。

バッハの家 Bachhaus

作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハを記念した展示が行われている博物館。
この近くにあった家で、1685年にバッハは生まれたが、その家は今は取り壊されてしまっている。
17世紀当時の家具調度品を配したバッハハウスは、音楽に秀でたバッハの家系に関する様々な資料や、古楽器などを展示している。
シーズン中はこれらの楽器で25分間のコンサートが催される。
http://www.bachhaus.de

ルターの家 Lutherhaus

アイゼナハで最も古い家の一つで、1498年から1501年までルターがラテン語学校の学生として下宿していた家。
現在は記念館となっていて、ルターの偉業をあらわす展示がされている。

聖ゲオルク教区教会 Ptarrkirche St.Georg

3廊式の身廊を持つホール式教会(16世紀)。
チユーリンゲン諸方伯の墓石が保存されている。
ルターは、法律の保護外に置かれた後、1521年5月2日、ここで説教を行っている。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは1685年3月26日、この教会で洗礼を受けた。

フリッツ・ロイター/リヒャルト・ワーグナー博物館 
Fritz Reuter und Richard Wagner Museum

ヴァルトブルクアレーを南に、ロイターヴェークReuterwegにぶつかるまで行く。
詩人フリッツ・ロイターFritz Reuterが1863年から1874年まで暮らした住まい。
彼は自由主義的な学生運動に参加したため、プロイセンの権力者から迫害を受けた。
旧住居に設立されたリヒヤルト・ヴアークナ一博物館で、作曲家ワーグナーの生涯と作品をついての展示がされている。

市庁舎 Rathaus

16世紀バロック、ルネサンス様式の3階建て建築。
1636年火災にあい、その後新しく建て直された。
やや傾いた塔が有名だ。

説教者(伝道者)教会 Predigerkilche

13世紀末初期ゴシック様式の教会。
もとテユーリンゲン美術館にあった12~16世紀の木彫コレクションが収められている。

ヴァルトプルク自動車博物館 
Automobil-Ausstellungspavillon

アイゼナハで製造された自動車の最初から最後まで、すなわちヴァルトブルク自動車に始まり、「デイクシーDixi」、BMWを経て、旧東ドイツ時代に絶大な人気を誇った2サイクルエンジンの「ヴァルトブルク1.3 Wartburg 1.3」に至るまで100年間に製造された全車種を展示。

周辺の見どころ

チューリンゲンの森 Thuringer Wald
















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