ハルバーシュタット Halberstadt

ザクセン・アンハルト州
人口:約4万人

概要

ハルバーシュタットは、ハンザ同盟に属していたことからもわかるように、商取引の盛んな街で、とりわけ織物と亜麻の取引きが盛んであった。

ハルツ山脈の北に位置し、第二次世界大戦で深刻な被害を受けたが、ドイツ統一後大規模な修復工事が施されて、旧市街を中心に中世の街に復活されている。

中世の頃から教会の細長い塔がハルバーシュタットの特徴だった。
11世紀に建立された聖母教会は中部ドイツ唯一のロマネスク様式の教会で、4本の尖塔が付いている。
シュテファン大聖堂はフランスのゴシック様式の聖堂建築の影響を受けた数少ない建造物のひとつである。
宗教改革以来、大聖堂は珍しいことにカトリックとプロテスタントの礼拝が行われ、そのため幸運なことに聖堂宝物は今日まで手つかすに守られ、現在常設展示されている。

ハルバーシュタットへのアクセス

ハレ駅Halle(Saale)Hbfからハノーファー方面行き普通列車REでハルバーシュタットHalberstadtまで1時間10分ほど。ほぼ1時間間隔。

ハレへは フランクフルト中央駅Frankfurt(Main)Hbfから特急ICE/IICで3時間45分、ほぼ1時間間隔。
ベルリン中央駅Berlin Hbfからは特急ICEの直通で1時間10分、ほぼ2時間間隔。

ハルバーシュタットの見どころ

聖シュテファン大聖堂 Dom St.Stephanus

建物全体の印象でいえば、その高さと規模から見て、この大聖堂はフランスのいくつかのものに似ている。
建築は1240年、塔の基礎工事と西側の梁間から始められた。
1354年から1402年までの第2期工事では内陣と聖母マリアの小礼拝室、それに後陣回廊がつくられた。これらの部分はレヨナン・ゴシック様式の特色を残しており、壁面がより少なく、その結果あけられたスペースをステンドグラスが占めている。
15世紀の末頃完成した身廊は、トリフォリウム(側廊上部の小通路)を持っていない。
内陣が大きいので、トランセプト(翼廊)が建物全体の中央に位置しているように見える。
後期ゴシック様式の内陣仕切り(1510年頃)は、精妙な細工を見せている。その上の勝利の十字架の群像Kreuzigungsgruppeは後期ロマネスク彫刻の見事な例といえる。
この群像は1220年頃の作品であるが、現在の建物が建っている場所を占めていたオットー一世時代の大聖堂に由来する。キリストの両側に、聖母と聖ヨハネ、それに2人のセラフィムが表現されている。
内陣の柱には14人の聖人や使徒の彫像が取り付けられている(15世紀)。
身廊の南側に内庭回廊がある(13世紀の十字架の道)。

宝物殿 Domschatz

儀礼用の高価な衣裳、祭具類(12~16世紀にいたる)のほか、一連のタピスリー(12世紀)、とりわけ長さ10mをこえるアブラハムのタピスリーなどからなる。

聖母教会 Liebfrauenkirche

広場の奥、大聖堂の西側にある。この12世紀ロマネスク様式バジリカ教会堂の内陣の仕切りは、聖母、キリスト、使徒たちを表す高浮彫 Reliefsに飾られている。
仕上げの出来ばえから見て、12世紀末のロマネスク彫刻のうち、最も完璧な作品に分類される。

市立博物館 Stadtisches Museum

家具、職人の作品、宗教彫刻を展示し、地域と市の歴史を伝える博物館。中世のハルバーシュタットの模型を展示。また歴史的価値のある薬局や、手袋製造業者の仕事場が復元されている。別館「ハイネアヌムHeineanum」には豊富な鳥類コレクションがある。
Domplatz 36。

聖マルティン教会 Marktkirche St.Martini

教会の南入口(13~14世紀)に、聖マルティンを表す浅浮彫。内部には14世紀初頭のブロンズ製の洗礼盤があり、キリストの生涯を描いたいくつかの情景で飾られている。















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