ハスラッハ Haslach

バーデンヴュルテンベルク州
人口約7000人

概要

ハスラッハが位置するのは黒い森のほぼ中心。
隣町にハウザッハ Hausachという、間違いやすい名前の街がある。
ハスラッハと問うてもドイツの人でさえ首をかしげてしまうような知る人ぞ知る秘境ともいえるような町。
ハスラッハは黒い森の中でも特に古い歴史を持つ町。ローマ時代には既にこの地に人々が住み始めていました。13世紀にはこの町は近くの山から採れる銀の主要な取引地として繁栄したが、銀山が閉山になると、市が立つだけの平凡な町になった。
でも、旧市街の中心のマルクト広場やマルクト通りは、繁栄していた当時のままの姿で残されている。
ハスラッハの魅力は何と言っても木組みの家々と伝統的民族衣装だ。
この町は木組みの家街道の一つだが、この町の木組みの家々は大きい。
細い路地を散策すると迫力ある木組みの家がデンと建っている。この町はこういう路地を散策するのが楽しい。
旧市街の広場やメイン通りには一面にカラフルな万国旗が張り巡らされている。うすら寒い日や曇天でも何か元気が出てくるような雰囲気にさせてくれる。
教会の塔の上にはコウノトリが巣を作っている。時々鳴きながら町の上をぐるぐる旋回している。

この地域にはそれぞれ伝統的な民族衣装があり、市庁舎の壁面にはそれぞれの民族衣装が描かれている。
それらを100種類以上集めたのが「黒い森民族衣装博物館」Schwarzwälder Trachtenmuseumで、旧カプチン修道院 Capuchin monastery跡地にある。
ここの展示物には、2つのタイプの女性のかぶり物も含まれている。山高帽Bollenhutは、真っ白な麦わらを編んで作った帽子である。毛糸のぼんぼんの玉飾りで花網状に飾られていて、未婚者は赤の玉飾り、既婚者は黒の玉飾りで花網を作る。
元々この帽子はグータッハのものであったが、今では完全にシュヴァルツヴァルト(黒い森)のシンボルとなっている。そして輪冠は、重さ5kgの何百ものビーズで作られた、今にも壊れそうな王冠である。この2つのかぶり物は、教会での祈りの際や、時には結婚式でもかぶられている。人里離れたこの森林地帯の衣装は、何世紀もの間、変わらぬ姿を保っている。
博物館と同じ建物の中に街の観光案内所がある。

ハスラッハへのアクセス

フランクフルト中央駅Frankfurt(Main)HbfからオッフェンブルグOffenburgまで特急ICEで1時間40分、
シュヴァルツヴァルト鉄道に乗継ぎ

オッフェンブルグからハスラッハ Haslachまで20分、ほぼ1時間間隔。















Conpyright © sera9.com