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ドイツのサッカー

ドイツのサッカーリーグ

ドイツの国民的スポーツであるサッカーの国内リーグが、「ブンデスリーガBundesliga」だ。1部と2部があり、各18チーム、3部20クラブの合計56クラブで構成されている。
1部と2部はDFL(Deutsche Fussball Liga、ドイツサッカーリーグ機構)が運営しており、3部はDFB(Deutscher Fussball Bund、ドイツサッカー連盟)が直接運営している。そのため、上位2リーグの正式名称が1. Bundesliga(エアステ・ブンデスリーガ)と2. Bundesliga(ツヴァイテ・ブンデスリーガ)であるのに対し、3部は3. Liga(ドリッテ・リーガ)となっていてその違いを反映させている。
さらに、4部レギオナルリーガ、5部オーバーリーガとある。
通常、「ブンデスリーガ」と言えば1部リーグのことを指すことが多い。

各チームがホーム&アウェイで1戦ずつ戦う総当たり2回戦方式で、1チームの年間試合数は34試合となる。シーズンは通常8月上旬にスタートし、翌年の5月上旬まで。途中12月中旬から2月上旬にかけて中断がある。試合は通常土曜日15:30から行われるが、一部の対戦は金曜や日曜に行われることもある。
1位から3位までが、翌年度の欧州サッカー連盟 UEFA の主催のチャンピオンズリーグの本大会への出場資格を得る。4位クラブはCLプレイオフラウンドへの出場資格を得る。
シーズン最終順位の下位2クラブは2部に自動降格する。最終順位16位のクラブは2部で3位のクラブと入れ替え戦を行う。

ブンデスリーガは1963年の創設。平均観客動員数はヨーロッパで第1位であると同時に、サポーターの熱狂度およびクラブの運営能力については、世界一ともいわれる。地域に密着したクラブ制をとっていて、ドイツでは巨大都市が少なく、中には一般には知られていない小規模の都市のチームなどがお互いに個性を主張しあっていることからも、強い地元意識が生れている。
 ブンデスリーガの強豪クラブチームは、ヨーロッパのカップ戦においても屈指の好成績をあげている。
また、ブンデスリーガが育てた選手が活躍するドイツ代表チームの、度重なるワールドカップでの活躍も有名。

ドイツのブンデスリーガは、ヨーロッパで最も厳しいと言われるドイツサッカー連盟のブンデスリーガ・ライセンス取得の条件を満たさないとプロクラブとしてリーグに参加できない。
特定の選手に破格な年俸を支払う事も認められないし、チーム名に親会社の企業名を入れることが認められていない。Jリーグもドイツのブンデスリーガをモデルとしたことは有名である。

チケットの購入方法

シーズン終盤の重要な試合や人気チームの試合を除けば、当日でもチケットが手に入る。試合開始2時間くらい前にスタジアムのチケット売り場に行くか、街中ではファンショップ、中央駅、大手デパート内のチケット販売所などで買える。
席は立見席 Stehplatzと指定席 Sitzplatzがある。

ヨーロッパのカップ戦などでは、ヨーロッパ中から観客、応援団が来るためなかなか確保できない。
詳細はドイツサッカー協会のサイト http://www.dfb.de などを参照にするといい。
他の国でも、チケットブローカーが活躍し、高額で取引されている。
こういうチケットはワールドカップ同様、ブローカーとつながりのある代理店を探して取らなくてはならない。ヨーロッパ方面に強い旅行代理店を訪ね歩いたら見つかる場合もある。












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