.オランダ・ロッテルダム
コップ・ファン・ザイド・ロッテルダム(港湾地区再開発事業) †
- 「コップ・ファン・ザイド」はロッテルダム市ならぴにロッテルダム市港湾局が行ったウォーターフロント計画である。
- 1990年代初頭に始まったこのプロジェクトはマース川(ライン河の支流)南岸の旧港湾地区であるビネンハーフェン(Binennhaven)、アントレポートハーフェン(Entrepothaven)、スポールウェグハーフエン(Spoorweghaven)、ラインハーフエン(Rijhaven)、ウイルヘルミナピアー(Wilhelminapier)を再開発するもので、「コップファン・ザイド」とは「南の頭」の意である。なかでも中心となっているのがウイルへルミナピアー地区で、ウォーターフロントに広がる斬新なオフィスビル群、エレガントな高層マンション、リバーサイドの遊歩道など注目を集めている。
- このプロジェクトに際し、オランダ政府およびロッテルダム市は周辺地域のインフラ整備に特にカを入れた.
- 特に目を引くのが全長800メートル365キルルターを投じて1996年に完成したエラスムス橋で、ペンファン・ベルケルによる斬新なデザインは町のランドマークとなるとともに、市の中心部、ザイドプレイン、環状道路等へのアクセスを向上させた。ロツテルダム市では、プロジェクト推進にあたり、建築家や国内外の有識者からなるクオリティ・チームという審議委員会を作って、都市整備と美観を検討に当たった。(FGTO)
(参考資料:オランダ政府観光局)