サランダ Saranda

概要

ヴロラから南へ約124km,
アルバニアで最も人気のある地中海イオニア海の小さなリゾート地
地中海のイオニア海と山々に囲まれ、対岸にはギリシャのコルフ島が見える。

サランダ湾沿いには多くのリゾートホテルが建てられている。
また、世界遺産にもなっているブトリント遺跡への観光の基点として脚光を浴びている。
ギリシアのコルフ島(ケルキラ島)から約15km、フェリーで約30分で結ばれているため、サマーシーズンにはイタリアやギリシアをはじめ、ヨーロッパ各国から沢山の観光客が訪れる。

紀元前1世紀にはオンヘズミーと呼ばれていたが、5世紀のバーバリアンの侵略により街は破壊されてしまい、遺跡としては、シナゴーグ跡などが残っている。

アクセス

長距離バス・乗合タクシー
経由地や季節によって所要時間が大幅に異なる。
ティラナから約10時間、1日数便、乗合タクシーで約8時間、1日数便
ギロカストラから約2時間(1日数便)、乗合タクシーで約2時間、2-3時間ごと
ギリシャのアテネから、長距離バスで約12時間 1日数便運行 

フェリー
ギリシャのコルフ島(ケルキラ島)から約30分 1日数便運航

見どころ

古代シナゴーグ
2003年にサランダの中心で発掘された国内最古5-6世紀の古代シナゴーグ。現在もアルバニアとイスラエルの考古学者により発掘が続くが、現代の街が遺跡の上に建設されており継続が困難となっている。
儀式などで用いられる9本枝の燭台や雄羊の角が描かれた20×24mのモザイク装飾の床などを見ることが出来る。

要塞 Fortress
4世紀、長さ850m、高さ6mの半円形の要塞壁が建造された。
複数の攻撃用の小塔を備え。その塔の一か所では、同時代334年-578年の硬貨が発見されている。現在、街の要塞壁の端の櫓1つがビーチの西端に残る。

郊外

ルクルス城 Lëkursi's Castle
1537年建造の高台に位置する城塞で、クサミル半島にコルフ島と向かい合うブトリント潟湖、さらにサランダを超えカコメ湾までが眼下に広がる眺望ポイント。
城は2001年にレストラン・バーへとリニューアルされている。
















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